クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

いつもの景色

フィナーレを飾るフィギュアスケートエキシビションも華やかに終わり、今日の深夜にオリンピックも閉会式を迎える。咲き誇る花のような女性陣を見るのも楽しかった。でもどっちかっていうと、王子様と呼びたいような、男性陣の活躍をより楽しんだ。皇帝もいたけどさ。
 
 
いかにもナイト、紳士然とした王子様だけじゃなくて、笑いをふりまいてみんなを楽しませてくれる、コミカル路線の王子様が、なんか次々に誕生してたような気がする。
 
 
圧倒的存在感で君臨する皇帝や絶対王者、氷上で熱情をふりまくアーティストもいいんだけど、これからはみんなを楽しませてくれる王子様の時代でいいんじゃないかと思った。お姫様だけ増えたってしょうがないからね。
 
 
今日は、ものすごーく立派な「舞茸」を見つけたので、舞茸ごはん作ってみた。

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(立派な舞茸。香りが強い。)
 
ケンタロウのレシピで作る、鮭と一緒に炊き込んで、一品でお腹がふくれるようなものにしてみた。
 
・生鮭を焼き目がつくまでこんがり焼く。
・米2合に水を2カップ(炊飯器の目盛通り)注いだ後、大さじ3の水を捨てる
・酒、みりん、薄口しょうゆを各大さじ1注ぐ(薄口しょうゆは気持ち多目)
・焼いた鮭、小房に分けた舞茸を加えて普通に炊く

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炊き上がったら鮭を取り出し骨を取り除き、戻し入れてサックリと混ぜ、イクラを乗っけて完成。海産物豊富な土地柄なので、たまにはこれくらいしてみたい。

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イクラに塩気があるので薄味でじゅうぶん。これに粕汁と、ブロッコリーのおかか和えを添えて晩ごはんにした。簡単だけどイクラの存在感でちょっと豪華に見える、休日向けのごはん。
 
 
刺身用の柵で作ると、骨抜きの手間が省けるし、その場合は焼かずにそのまま炊いてる。今回はなぜか生鮭が見つからなくて、かわりに桜鱒ならたくさんあった。今までにない現象だったんだけど、今まで「鮭」と思っていたのも実は「桜鱒」だったのかも。
 
 
思いがけないことがあった時ほど、ちゃんとご飯を作ろうと思う。食事の支度が負担だったら、丁寧にお茶やコーヒーを煎れてみるのもいいかも。
 
 
ひとつひとつの動作を丁寧にする。目の前の出来事に集中する。そうして繰り返し体で覚えてきたことを、再度思い出すかのように、繰り返す。
 
 
そんなことを続けていれば、思いがけずに遠くにたどりつく、かもしれない。ほらどこかのオリンピック選手みたいに。
 
 
その人の日常がどんな風だったのか。それはわからないけれど、気が付いたらそれが日常だった。そんな風に、新しくて古いいつもの景色がやがては訪れんことを。
 
 

お休みなさーい。

 

 

晩ごはん、これ作ろう ケンタロウ100レシピ

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