クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

大事に扱うのはとりあえずとは真逆のもの

愛する犬や猫に財産を残す「ペット信託」に、本日もっとも心を奪われた。

 

犬や猫に財産(ケア費用を残して後見人がつくってことなんだろうと推察)を残せるなら、リアルに犬猫より財産を持たない人間も出てくる。ポジティブに考えるなら、最後までペットの面倒を見られるような人には、信託でペットの面倒を見る人(受託者)に指定されるチャンスもあるってことで、ホント何が職業になるかわからない。

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#おやつ #おやつの時間

これが新倉屋のモーニングだ☆ 団子5本は食べ過ぎで苦しくなる。。

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 札幌に引っ越してきた当初は、新倉屋のくるみ餅でさえ感動した。それまではいわゆる郊外都市、お醤油が切れても車で買い出しに行くような車社会に住んでいたので、古くからやっているような個人商店ちっくなお店がとにかく珍しかった。

 

巨大駐車場を備えた巨大ショッピングモールやコンビニなどの、チェーン店や量販店が主流だったから、個人商店とは縁が薄かった。都市の人口が増えるほど、個人商店を利用する一店舗当たりの利用客も増えるから、札幌の方が意外と個人商店が生き残ってる。風前の灯とはいえ。

 

餅は餅屋じゃないけれど、○○屋さんで買った方が、たいてい満足度は高い。よそゆきでも廉価品でもない、日常使いのものが豊富だから。

 

個人商店は、棚を埋めることへのこだわりが、チェーン店ほど多くない。食べ物だったら、売り切れたらそれきりになってることもあり、品質キープや過剰な廃棄防止にもなっている。

 

一方でチェーン店や量販店は、棚が埋まってることが前提だから、欠品してると印象が悪くなる。物が揃ってることが取り柄なのに、揃ってなかったら不満がたまる。お店もそれがわかってるから商品補充には熱心で、品切れを起こさないよう配送を工夫したり、商品の寿命も長くなってる。棚を埋めるために最適化されてるから、いつでも物が豊富。

 

棚を埋めるのは、お客さんのためでもあってお店のためでもある。物は豊富でも買いたいな、と思わせる気持ちが湧いてこないお店の棚は、客よりお店自身のために棚を埋めている。

 

欠品を起こさず利益最大化のための品揃えは、買いたいという気持ちから遠くなる。

 

量販店やチェーン店のお店の中が、時に静まり返っているように感じるのは、言ってみればそこが倉庫だから。ただ物が陳列してるだけの場所。そこを埋めている物も、棚を埋めることだけを優先して選ばれたものだから、買いたいや手に取りたいという気持ちから遠い。

 

特に欲しくもないものを、大量に並べてドヤ顔されても客はシラケるだけ。売りたいよりも、棚を埋めることを優先して選ばれた物に、さして魅力は感じない。

 

少量しか置いてなくて回転も悪くて新鮮味には欠けるけど、売りたいものを売ってる個人商店の方が魅力的に感じるのは、ものがあって当たり前だから。とりあえずは当座しのぎのものには事欠かないから、大事に扱うのは、当座しのぎとは真逆なもの。

 

もう少し写真多めにしたかったけど、いい写真がなかったのでしょうがない。

 

お休みなさーい。