11月としては62年ぶりの大雪に見舞われた、つい先日25日（水）の札幌。大変寒うございました。
とはいえ観光客気分で暮らす住民としては、気分はひゃっほい。その日もザクザクと雪を踏みしめ、雪の中を出歩いてきた。降り始めの時が一番歩きやすい。さすがにもういい歳なので、誰もいない雪原にダイブするような真似は自重してる。
たまーに見るけどね、本州からやって来て初めての大雪に浮かれ、雪原の上を転げまわってるいい歳した大人の人。親近感わきまくり。犬よりも本州生まれの人間の方が、雪を喜ぶのさ。
（どや。大雪気分をおすそ分け。）
視界がきくのは、大雪とは言わない。本当に怖いのは、激しい雪で視界もきかず、自分がどこにいるのかもわからなくなるホワイトアウト状態。ありましたねぇそんな小説も映画も。まさかそれに近い体験をする羽目になるとは思わなかった。人口200万都市札幌でさえたまーにソレっぽくなるから、明治政府に文句言いたくなる。なぜそんな場所に道庁置いたんだよ。。
（雪が積もった後、雪掻きされた後）
あとは開通を待つばかりの市電用レールの上にも降り積もる雪。ロードヒーティングされるはずなので、ループ化後は雪の心配もしなくていいのか。
ビフォーアフターで同じ場所を比較すると、一気にきたドカ雪っぷりも伝わりやすい。
（銀のロマンティック、わはははは）
ま、雪に邪魔されて、ビミョーに同じ場所からずれてるけど。
つい先日10日ほど前までは、地面もくっきりはっきりスタスタ歩けたものを。どうしてこうなったと、もう笑いしか込み上げてこない。
人ひとり通るのがやっとの、歩道にできた細い道。すれ違う時はどちらかが壁になる。横向いたりして。傘かしげだか何だかは知らないけれど、まぁ普通に生まれる譲り合い精神の発露。厳しい状況では、人間性も暴露されやすくなる。気を付けよっと。
首都圏だったら、ありとあらゆるものが麻痺しそうなところ、札幌市民は平常心。突然のドカ雪でもみーんな普通に学校行くし、仕事に行く。メンタル強過ぎ。車乗る人は大変だったかも。
（赤い実をつけたイチイの木の上に積もる雪。）
緑に赤に雪白で、ひと足早いクリスマス気分が味わえる。そういえば、さっぽろホワイトクリスマスイルミネーションも金曜日から始まりました。ミュンヘンクリスマス市も。
ナナカマドの木にも実がわさわさなりっぱなしで、いきなりのドカ雪だったと知れる。雪が降る頃には、カラスの群れもどこかに消えてゆく。どこで冬越しをするのか。もう少し雪の少ない太平洋側か？？？苫小牧など太平洋に面したエリアの雪はさほどでもない。苫小牧は海上交通の要所でもあるのに、どうして明治政府は。。以下略。
ホワイトイルミネーションの始まりに合わせ、街中も電飾で一気に華やかになる。ＬＥＤの発明万歳！発光ダイオード万歳！ここのところしばらく電球を変えたことがないので、そのうちやり方忘れそう。
（ウィンドウディスプレイもクリスマス仕様に）
どのお店も趣向を凝らしてくるから、いっそう街が華やかになる。ポジティブスパイラルって感じでイイね。
（札幌三越前）
三越のシンボルライオンさんも、クリスマス仕様にお着替え中。ハロウィンの時にはハロウィン仕様だったらしく、老舗といえど頭柔らかーい。柔軟に時代に合わせる姿もいいね。
クリスマスならではのディスプレイが楽しめる今の季節。発見するものも多くてお得な気分になれるのも、今限定のお楽しみ。相当寒いけど。
お休みなさーい。
去年はこんなエントリ－書いてたな、そういや。１年経つの早過ぎっ。
