クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

冬将軍に勝利するのは誰か

さしてマグニチュードは大きくないものの、韓国の地震がそれなりにニュースとなったのは、そもそも韓国では地震が少ないからなんだって。なるほど。超高層ビルが林立していたり、奇抜なデザインを採用した建築物が目立つエリアは、だいたい地震とは縁遠い。

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だから耐震や免震も考えてなさそうな建物が多く、もしもそんな場所を大きな地震が襲ったら大変よな。

 

ついに来たよ、冬将軍。ササラ電車という、雪を掻き分け進む市電専用の除雪車も今シーズン初出動。いつ大雪が降っても大丈夫なように、防寒防滑準備もバッチリさ。こないにこしたことはないけれど。

 

今や市電が走る街は日本でも少なくなったけど、札幌や函館の市電は数少ない雪国を走る市電。しんしんと雪が降りつもるなか走る市電の姿はとってもフォトジェニックで、異国情緒も満点。

 

市電が走る姿が見えるお店、カフェとか飲み屋さんとか。そんなに多くはないけれど、観光客なら、脳内へぇボタンが押されるに違いないと思ってる。ただしこれは個人の感想です。

 

世界中に取引先をもつ日本を代表する食品メーカー、例えばキッコーマンやビール会社各社などなどが提供する食品も、まぎれもなく日本食ではあるけれど、なんとなくそういう気分になれない。

 

寿司に天ぷらすきやきとは言わないけれど、こだわりや伝統を背負った「老舗」のものこそを、何となく日本食代表として推したくなる。

 

こだわりや伝統を背負った老舗だって今や機械化が進み、“職人の手仕事“とは限らないけど、雰囲気が大事。判官びいきでナショナルメーカーより、ファミリービジネス的に”こじんまり“と、誠実そうにお商売してるお店をなんとなく贔屓にしてしまう。

 

ひと口にITあるいはICT企業といっても千差万別で、誰もがその名を知る大企業もあれば、知る人しか知らない会社もきっとある。

 

ITあるいはICT企業は、日本ではまだ新しい業種。国産のITあるいはICT企業にも、こだわりの老舗や地元で愛され伝統系が、現れるようになったら個人的には面白い。

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パラダイスペーパーをテーマにしたNHKの特集を見た。

 

パラダイスペーパーではイギリス王室の属領であるマン島がクローズアップされたけど、マン島はイギリス本国や欧州に比べると失業率が段違いに低く(1%を切っていた、欧州は10%程度)、税逃れビジネスが地域を潤していた。

 

ひとつの街や島が、違法とは一概に言えないけれど、公正でも正義でもないお仕事で潤うようになると、公正や正義がお仕事となる人は生き辛くなる。産業になってしまうと産業を潰す側の人間は悪だから、代替となるお仕事を用意しない限り、例え公正や正義を訴えていたとしても悪人になってしまう。

 

ミドルクラスという中間層は、ビリオネアのように大金稼ぐわけじゃないから、グレーゾーンの節税策も必要としない。その代わり、平均以下の貧しい人やその他に小金ばら撒くような打ち出の小槌にもなれない。

 

打ち出の小槌にはなれないから貧者からは軽んじられ、公正や正義を訴えると富者からは疎まれる。それでも、全体最適を考えた時に後ろめたさを抱えずにすむなら真ん中でいいやと思う人は、ずっと真ん中のままなんでしょ。

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ホワイトイルミネーションの準備も進んでる。

11月に入ると、街もクリスマス気分でウッキウキしてる。土曜日とあって、平日は閑散としてる地下街も賑わってた。

 

朝も降ったけど、夕方も雪。駅から家までの間に、雪だるまになれそうだった。

 

お休みなさーい。