クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

雪の中島公園を歩く

地下鉄南北線「大通」駅から、3つ先の駅「幌平橋」駅で降りる。

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(ぼやけているのは、ジオラマモードだから)

豊平川を越えた向こうは「中の島」。40年前『中之島ブルース』に歌われた面影は、当然今はもうない。豊平川を越えると家賃や住宅も若干お安くなる。そのわりに豊平川河川敷もすぐ近くと自然豊かで、買い物や医療施設へのアクセスも悪くない。

 

 

札幌に住むことが決まって、物件を探しに来たのは真冬だった。真っ白な銀世界の中を流れる大きな川。

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この景色に魅かれて、当初は豊平川沿いの物件を探したけど、残念ながら良い物件にはめぐりあえなかった。古いマンションを買ってリノベーションでも良かったけど、そもそも物件がなかった。市場に出てこない。
 

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幌平橋駅の先には、コンサートホールKitaraを擁する中島公園が広がっている。こちらも一面の銀世界。

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隣接する護国神社も雪の中。

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これくらい積もっていると、かえって歩きやすい。幌平橋駅のひとつ先、中島公園駅をめざす。大した距離じゃないから、散歩にちょうどいい。
 

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雪の壁の向こうには、「歩くスキーコース」が。ご家族でやってきたアジアからの観光客が、おっかなびっくりスキーで遊んでた。雪なんて、見たことも触ったこともない国の人なのか、このくらいの雪でもたいそう楽しげだった。
 
 
わかる。それなりの都市なのに、びっくりするほどの積雪量の街。雪と高層ビルやマンションとの対比が、他では見られない景観を作っている。

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この公園の周囲は、最初期からマンション建設が進んだ場所で、周囲はみっしりとマンションに取り囲まれている。
 
秋の景色はこんな感じだったのに。四季のコントラストがはっきりし過ぎ。

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はっきし過ぎだけど、一面の雪景色と紅葉のシーズンと。どちらも甲乙つけがたく、きれい。他ではみられない分、雪景色の方が好き。
 
 
大した距離ではないけど、雪の上を歩くと普通に歩くよりも、カロリーを消費してるような気がする。散歩が終われば地下鉄に乗って大通に戻る。中島公園付近は、飲食店が少ないのが唯一残念なところ。最近はぼちぼち増えてはきてるんだけど。
 
 
晴れてさえいれば、雪の中を歩くのも悪くない。散歩終わり。