クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

  • ベトナムAPEC首脳会議始まる
  • 金融資産の平均額、前年より増加し1151万円(2人世帯以上)。資産なしも過去最高を更新
  • 訪日外国人旅行者2403万人超で、過去最高を更新。政府は2020年までに4000万人をめざす

偉い人のお仕事は会議と打ち合わせ、そしてスピーチ。で、だいたい合ってるはず。TPPにAPECと、世界では毎日どこかで世界級会議が行われてる。すべての会議をフォローしようと思ったら大変で、ニュースになってるだけ注目度も高いはずと、そこで判断するしかない。

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今日のデザート。

NHK杯に出場中のジェイソン・ブラウン選手による、“羽生選手へのお手紙”こそが本日のハイライト。めっちゃいい人っぽい。あらゆる毒っ気を一瞬にして吹き飛ばす破壊力は貴重資源だから、絶滅が危惧される珍種として保護した方がいいと思ったね。

 

アメリカ人といってもイロイロだけど、いい意味で典型的に能天気で陽気なアメリカンの兄ちゃんって感じで、いい。フレンドリーでチャーミング。見知らぬ人にだって笑顔で話し掛けるのが、私の中では典型的に能天気で陽気なアメリカンさ。

 

北の国に住んでいると、陽気というワードも時々忘れそうになる。北の国にだって明るい人くらいいくらだっているんだけど、底の抜け方がまたちょっと違うんだな。

 

旅行するんだったら、日本語が聞こえてこない国やエリアにこそ行ってみたい。英語が通じないと相当困るけど、暮らすように旅するスタイルだったらあえてまったく未知の言語の国でも構やしない。

 

まったく未知の言語の国、右から読むのか左から読むのか。アルファベットに相当する文字さえ発音できるか怪しい、それくらい目にするものすべてが異国風だと、ただお店で生活必需品を買うのだってアドベンチャー

 

アジア系が周囲に一人もいない環境だと緊張感もマシマシで、ただ生活するだけで大変だから、簡単に暇だってつぶれる。そんな環境では間違っても、裏通りなんて歩かない。何があるかわからないから。

 

日本より安全な国はそうないとはいえ、日本より安全かつ生活費の安い国にちょっくら行ってみたい気がするけれど、日本より生活費が安くつく国なんて、最早あまり思いつけない。日本の生活費、安くなったからな。

 

観光ビザで入国できる上限まで、どこかに行きたい気もするけれど、結局滞在が長くなるほどにネットが使えないと色々不便だから、ネット環境どうなの?と思って躊躇する。

 

1週間から10日くらいだったら、ネットが使えなくても割り切れるけど、さすがに長期になるとちょっと無理。スマホがあればなんとかなりそうとは思うものの、格安SIMカード、現地で首尾よく手に入れられるか自信がない。。

 

と、困りごとが具体的すぎると重たい腰もなかなか上がらないんだな。

 

諸々落ち着いたら、どこかに旅行しよっと。

 

お休みなさーい。

ただの日記

  • 米司法省、AT&Tのタイム・ワーナー買収について、ニュース専門局の売却を要求
  • JASRAC、外国映画の音楽使用料の見直し、値上げに着手すると明らかに
  • 中国訪問中のトランプ大統領、習主席と米中首脳会談

CNNを抱える子会社ターナーか、それともAT&T傘下の衛星放送ディレクTVのどちらかの売却を要求とのこと。ということらしい。通信と放送の融合という未来予想図。描くのはやさしく実現するのは難しいとオールドメディアがごたついてるあいだに、あらびっくりインターネット上で先に実現したりしてね。

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ある日のおやつ

権利意識が高まると、これはおかしいと声を上げる人が増え始め、うまく回ってた仕組みも回らなくなるんだな。だからといって一旦芽生えた権利意識が、早々ひっこむわけもなし。

 

リトル・チルドレン』という映画を見た。

 

ケイト・ウィンスレット主演で、アメリカのボストン郊外で何不自由なく暮らす一児の母を中心に、彼女から見た閑静な住宅街での出来事を綴った作品。

 

字幕付きで見たけれど、登場人物たちの心象をナレーションがかわって説明する趣向になっていて、そのせいもあってどの登場人物も、張りぼてみたいに奥行きが浅い。

 

一見ケイト・ウィンスレット演じる専業主婦のサラと、同じく専業主夫であるブラッドの不倫を描いてるように見えて、郊外の街に住む大人になり切れない大人たちを描いている。

 

大人になり切れない大人、“リトル・チルドレン”は大体みな子持ちか、子供が居てもおかしくないような年齢の大人ばかり。なのに、やることなすこと子供じみている。

 

閑静な住宅街に住むのはいずれも白人ばかりで、舞台となっているウッドワード・コートは、白人の街なんだと知れる。だから、殺人や暴力といった犯罪は、ここではなく余所、例えば黒人居住区や貧困地域で起こるはずのものとされている。

 

なのに、その安全なはずの我らが街に、過去に性犯罪を犯したものが住むことになり、治安と安全に敏感な住民の神経を逆なでにする。逆なでにされた彼らは、そこまでやらんでも。。という過剰防衛に走る。

 

服役して罪を償った元犯罪者の顔写真を、この男にご注意と、街中にベッタベタと張り付ける。人権侵害も甚だしいんだけど、率先してる人たちは、街の平和を守るためと暴走しているからその暴走ぶりに気付けない。

 

なかでも飛び切り暴走気味のある人物は、自身が抱えるメンタルな問題、メンタルな問題を抱える原因となった過去からくるストレスを、誰もが悪人認定した人物をことさらいたぶることで、憂さ晴らししてる。

 

サンドバッグにしてよしと認定した人物を、どこまでいってもサンドバッグにする人物は、果たして大人なのかというと、そんなことあるわけない。

 

平和な街に不穏分子がまぎれ込み、不穏分子に対して過剰反応することで、平和だった街が平和から遠ざかる様子を描いていて、とっても薄気味悪い。

 

そもそも街の平和を守るためと立ち上がった人たちが、一線を越えて過剰反応することで、ますます街の平和が損なわれていくところが見もの。元犯罪者も、決して悔い改めた人物ではないところがまた、いかにもありそうで嫌悪を誘う。

 

嫌悪を誘う人物を配置したところが、この作品のとってもよくできたところ。

 

好き嫌いは文化の問題で、郊外の平和な街の文化に確かに似つかわしくない人物だけど、好き嫌いを越えられない人や街には、文明の光は届かない。

 

文明の光が届かないから、善し悪し、善悪の判断ができなくなり、結果として平和な街には起こるはずのない犯罪が起きてしまう。住民が、あそことは違うと思っている黒人居住区や貧困地域で起こるような犯罪を招く。

 

どうしてこうなったかといえば、好き嫌いの問題から抜け出すことができず、善し悪しを考えなかったから。善くないと思ってはいても、好き嫌いという感情に歯止めが効かず、暴走したから。

 

感情が暴走する人は大人とは言えないけれど、感情を暴走させたふりして他者をも思い通りに動かすのはさらに狡猾で、感情の抑制についてしみじみと考えた。

 

好悪を越えられないペナルティとして、文明の光が届かないようにする社会設計やデザインは、まぁ理にかなってるやね。

お休みなさーい。

ただの日記

  • アジア歴訪中のトランプ大統領、中国入り。訪中に合わせ、米中間で90億ドルの契約が交わされる
  • Amazonより日本語に対応したスマートスピーカーAmazonエコー、今月中にも発売へ
  • 経営破綻した格安海外ツアー会社「てるみくらぶ」、社長など詐欺罪で逮捕

90億ドルの商談は、一体どちらからどちらへのお土産なのか。お持ち帰りしていただく特別なお土産がなかったら、一生懸命おもてなしして誤魔化すしかないやね。ファーストレディーがカジュアルないでたちだったのも納得で、よそではちゃんとしたフォーマルな装いで、隙なんか見せてない。

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これはちょっと前の景色。今はもう少し葉っぱが落ちてる。

ついにシリアまでパリ協定に署名し、批准していないのは世界でアメリカだけなんだってさ。どこまで孤高を貫くのか。貫けるのか。現職の大統領がやることではなくて、引退した大統領とその関連組織がやるお仕事と、割り切っていたら面白い。

 

ブッシュ大統領の時も、この人の悪口さえ言っておけばココロはひとつな雰囲気に溢れていたけれど、今回はもっとひどいような気がしてしょうがない。ひどくなった背景には間違いなくSNSの浸透があり、二大政党制の負の側面をまざまざと見せつけられてるようで、うんざり。

 

うんざりするようなことは、わざわざ日本で後追いすることもない。

 

精度や速報性に劣ってはいても、スマートスピーカーというフィルター越しのニュースでいいやと思うのはこんな時。スマホは誰でも持てるインフラになったけれど、スマートスピーカーはまだそうじゃない。

 

スマートスピーカーの世界も、Google経済圏とAmazon経済圏が火花を散らす、巨人同士が闘うフィールドなんだけどさ。

 

思ったほどスゴイことはできないけれど、まぁこれからいろいろ追加されていくんでしょう。音声でタイマーがセットできるのは、とにかく便利。

 

紐付けようとしたいのか、誰かさんは機会あるごとに誹謗中傷してくんだけど。

 

以前にもやっぱりわかるようにしかわからない形で、縁のないサービスやクラスタと紐付けようとしてた。その痕跡はグーグルさんにきっちり残っていて、ようは印象操作。クレームや削除依頼を出す方が神経質ととられかねないような形とはいえ、こういう手合いも荒らしはスルーで無視しとけばいいのか。

 

アカウントさえ持ったことのないWebサービスは、未来永劫使うつもりはない。知らね。アカウントを持たない、使わないというのが何よりの意思表示で、いかなる関りも持ちたくないという意思の表明さ。

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いついかなる時でも癒しの鴨。

そしてかつての戦場の勇者は、たくさんの子や孫に囲まれ穏やかな余生を過ごし、天寿を全うしましたとさ。というタイプのハッピーエンディングを、受け入れられるかどうかにその読者の心のありようも、きっちり現れるやね。

 

お休みなさーい。

ただの日記

例年11月は株価が高くなりがちとはいえ、今年はとりわけ景気がいいようで。名前だけはよく知られている会社が実はまだ未上場だったと知って、そっちの方が驚き。景気のいいお話が飛び交うなかで、トヨタ自動車はひっそりと札証と福証から姿を消すとか。選択と集中やね。

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ある日のおやつ

プロデューサーは、才能を集められる人のことなんだって。

 

映画の中のセリフなんだけど、納得さ。毎回メンバーが固定するようになると、もう才能が集結する場ではなくなって、おべんちゃら集団に堕するのも納得。才能なんて枯れずにいつまでも続くもんじゃないから、乾ききった才能にお水をやるのがおべんちゃら。

 

少しでも才能が長持ちするようにとの、善意から発する行為と思えば横行するのも納得で、あれ優しさだから、おべんちゃら集団も早々なくならないんだな。

 

スパムという名の互助行為を許さないのは、なまやさしい場所ではないから優しさ求めて寄って来んなってことかも。かもかも。才能を必要とする場所が、そもそも優しいはずなんてないんだから。

 

手斧飛び交うってのは本来そういうことで、ピンでやっていこうとするなら、手斧くらいで怯むなってことで。手斧くらいでは怯まない、そもそもインディーズの闘士みたいな人がやたら跋扈していた場所でもあったんだけど、世代交代につれて場所もそこに集う人もルールさえ変わりつつある中で、昔のまんまではいられなくて。

 

取引先の意向がモロに反映される場所でもあると気付いてしまってもなお自由に、あるいは自由そうにふるまえる心臓の持主じゃないと、昔のまんまではいられない。

 

他者の経済活動の場(含む生活の場)を尊重できないのは、どう考えても反社会的で反市場的とも言えるわな。ミンシュシュギが機能している証左として、反社会的で反市場的な言動を敢えて表に出して演出するようなら、本当にもう終わってる。

 

終わっているものをなんとかしようとして、反社会的で反市場的なメディアの誰もが嫌がるお守役を、人為的に作り出そうとしても景気がいいからそうはいかない。不自然なことからは、みんな逃げ出す。

 

平均年齢23歳くらいの若い国は、のびしろがたっぷりあって羨ましい。若い国が欲しがりそうなものを質量ともに豊富に用意できれば、若い国の生き血を吸って年寄りの国だって生き延びれそうなもの。年寄りを食べて生き延びるのと、どちらも不健全ながら、どっちがいいんすかね。

 

お休みなさーい。

ただの日記

イヴァンカさんが来日した時は、日本に来るのに14時間(多分)かかったと発言していた。大統領専用機エアフォースワンとはいえ、3倍速いわけではないらしい。普通の飛行機より快適そうだとはいえ、十時間以上を機内で過ごし、その後ゴルフして会食して、元気やな。。という感想しか出てこないのは、一挙手一投足が報道される弊害でもあるかな。

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パラダイスというめでたげな名前とは裏腹に、その文書で名前が出ちゃった人は、ちっともめでたい気分にはなれなかろ。

 

公開情報というのはありがたいもので、最低限知りたいことは、だいたいわかるようになっている。アメリカの場合、公人であればその資産は保有するファンドの名前まですっかり明らかにされて、私腹を肥やせないようガラス張りで監視されるらしい。

 

公人ではないけれど、その存在は広く世間に知られていて、世の中のトレンドを動かすようなインフルエンサーが、インフルエンサーマーケティングに勤しむんだったら、お金の動きも透明じゃないと信用できない。

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ある日の夕食。

個人より組織、あるいは組織に雇用されている人の方をより信頼するのは、個人だと利益相反する取引先との両手取引もよりやりやすくて、どっちの方を向いてるのかわかんないから。

 

お金の方向いてんだよと言われたら、それはそれでわかりやすくていいけどさ。

 

副業を推進する企業も近頃ではあるらしいけど、生計を支える大口取引先=メインの給与支払先と、利益相反する企業のために副業をがんばる社員が居たら、ちょっと引く。そんなに利益相反する企業のために働きたかったら、転職しなよ。。という感想しか出てこないから。

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ある日のおやつ

たいそうヤバイ相手を敵に回す、あるいは回した人がもっとも安全に保護されるのは刑務所。という気がしてきたのは、昔国際謀略小説に親しんだ名残です。

 

ヤバイ相手を敵に回した人が、余人に代えがたい特殊技能の持主だったら、刑務所内にさらに特別な保護施設でも作って一般社会から隔離して、その人の特殊技能が特殊ではなくなる時やほとぼりが覚めるまで、保護されるかもね。ということを考えながら生きると、暇も簡単につぶれる。

 

やりたくなーいと思っていた面倒な作業が間近に迫り、ますますやりたくない気持ちだけが募って憂鬱。イヤねー。小人さんの出現を、切に願うのはこんな時さ。

 

お休みなさーい。

ただの日記

  • トランプ大統領初来日
  • Twitter社が利用規約を変更し、違反事項を明確化。ユーザー名の売買や不正確保も禁止へ
  • サウジアラビアで王族や閣僚など数十人が、汚職の容疑で拘束される

イヴァンカさんにトランプ大統領と、世界有数の権力者の訪日が相次ぐたびに厳戒態勢が敷かれる日本。要人が訪問するたびにブラッシュアップされる、首都防衛機能かな。東京オリンピックでの対テロ実戦訓練も、兼ねてんじゃないすかね。

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最高気温は10℃にも届かない、肌寒い一日。東京だとまだ20℃近くもあるそうで、別世界。

 

Twitterの違反行為や禁止行為が明文化された。

 

親切にも詳細は日本語版サイトでも公開されていて、禁止以前の行為はお咎めなしなんすかね。それとももう、垢バン済みなのか。あるいはホワイトに転じて“禁じ手”をオープンにすることで、許されたのか。

 

“中の人“が入れ替わってるに違いないと思うアカウントも、何やってんだかこのアカウントはと思ったことも、多々あり。

 

アカウント買えや的な営業メール(?)が来たこともあったけれど、無視しておいてよかった。おかしな使い方をしてまで満たされたい承認欲求の持ち合わせは、当方にはありません。

 

詳細に明文化された禁止事項を眺めていて思うのは、大なり小なりとにかくSNSであれば、この手の禁止行為が横行するものなんだろうということ。アカウントを育てるという言い方があるけれど、そうまでして育てなきゃいけないものなのか???という疑問しか浮かばない。

 

前のめりでアカウントを育てにかかるユーザーが多いサービスからは、淡白なユーザーから見切りをつけて居なくなる。広告収入の足しにもならんから、その方がサービスのためかも知らんけどさ。売らんかなの人ばかり増えて、買おうかなの人が減るばかりだと、どうしようもない。

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NHKのドキュメンタリーで、京都の「私設図書館」を取り上げていた。

 

私設図書館という名の、自習室サービス。懐かしいと思って番組を見ていたけれど、何度も前を通りかかったことがあるだけで、中に入ったことは多分ない。大学の図書館(その中の自習室)の方が数倍便利だったから、当時は特に贔屓にすることもなかった。

 

収益化するのはどう考えても難しいサービスあるいは施設が、何十年も生き残ってることが感慨深い。大学が密集した、京都という土地ならではでもあるのかも。

 

想像かつ贔屓にしてた人から聞いたとおり、静かに勉強その他に励む人たちが映し出されていた。静かに勉強する人たちに囲まれていると、学習意欲も自然と高まるってもんで。環境は大事やね。

 

生涯勉強が必要なのは、医者や学者などに限られていたのも今は昔。

 

第四次産業革命の足音も間近とオドロカサレルから、生き残りをかけた皆さんは否応なくお勉強に熱心。カフェでも喫茶店でも参考書類を広げ、雑音をシャットアウトするイヤホン必須で何かしらお勉強してる人を、たくさん見かける。

 

別に生き残りがかかってなくても、パズルのピースを埋めるように自らの好奇心の赴くまま、新しい知識を吸収するのがただ楽しい人もいる。

 

生涯勉強、あるいは知識のアップデートが必要となるのなら、大人にだって静かに勉強できる空間は必要なのに、満たされてないからカフェや喫茶店を自習室がわりに使ってる面は、きっとある。

 

ついでに、職をめぐっての競争がし烈になるばかりなら、そこからはじかれた人がただ静かに誰にも迷惑をかけず、それでいてなんとなく社会と繋がってるっぽい空間があってもええやん。

 

生きていくために仕方なく向き合う社会や世の中が、性に合わなくてたまらなくイヤな人が、好きな世界にただ静かに没頭できる空間がいつまでも残っていると、あぁまだ余裕があるんだなと安心するけどね。

 

お休みなさーい。

ただの日記

昔っから分離独立を求めていたバスクならいざ知らず、カタルーニャがなぜ???と思った独立騒動からの住民投票住民投票を経て政府との対立深刻化、主導者が国外に出国と目まぐるしく展開したカタルーニャ。ついに逮捕状まで出て、次は国家反逆罪で裁かれる地方首班の姿を、法廷で見ることになるのかしらねぇ。

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新しいガジェットは、とりあえず使ってみるに限るやね。

 

幻想があっという間に打ち砕かれるから、余計な夢も見なくて済む。やだ使えない。。と、幻滅したところからが、新しいスタート。広い心で、最適な使い道が見つかるまで末永くお付き合い。キッチンタイマーがわりになると知って、俄然見直してはいるんだけどさ。

 

価格がちょっと上がって、内容もその分ちょっと薄くなって。太くて新しい金主もつかんだくせに、広く薄く課金勢にとっての魅力は薄くなるばっかりで。一体どこにお金が消えてるのか謎なんだな、某メディア。新しい金主、実はたいして太くないのか???

 

「お役に立てなくて申し訳ありません。もっと勉強します」が10回繰り返されたら、逆に闘志も沸いてくるってもんで。賢い道具様に使われたかったんだけど、今のところはあんまり賢い風でもないんだな。

 

さて、Amazonプライムを漁っていて見つけた『ウワサの真相 ワグ・ザ・ドッグ』。

 

大統領選のさなかにセクハラスキャンダルを起こした現職大統領を守るため、召集されたスキャンダルもみ消しチームが見せる、もみ消しという名のイル―ジョンを楽しむコメディ作品。コメディなんだけど、あんまり笑えない。ブラックジョークがきつ過ぎて。

 

アメリカ大統領選だけあって、もみ消しのために召集されたチームには、ショービジネス界のやり手プロデューサーも含まれる。『アルゴ』でもショービジネス的手法が使われたけど、あの国では政治とショービジネスが普通に接近してるんですかね。迷惑なことで。

 

ロバート・デ・ニーロ演じるやり手のもみ消し屋スタンリー・モッツが、次々と指示を飛ばしながら、メディアコントロールに乗り出していくところが見もの。1997年製作だから、ずいぶん昔のお話。

 

フェイクニュースや偽情報が猛威を振るう、ネットメディアが跋扈する前のメディアコントロールは、簡単で(・∀・)イイネ!!という素朴な感想。そりゃ昔に帰りたくなるやね、もみ消しという面倒な仕事をさせられる側は。

 

コントロールするわけだから、影響力を持つメディアの数は少なければ少ないほどいいわけで、海賊ラジオや海賊放送的な、野良メディアの数と影響力が大きければ大きいほど、コントロール不能にもなるわけで。

 

スマートスピーカー推しになるのも、納得さ。あれ、海賊ラジオや海賊放送をシャットダウンした、テレビあるいはラジオみたいなものだから。

 

もみ消しという名のイル―ジョンを、大勢の人に信じさせるために使った手法が、でっちあげの戦争。安全保障上の問題が深刻化するほどに、セクハラスキャンダルも薄くなっていく。

 

安全保障上の問題が、単なる目くらましだと知っているのは、イル―ジョン、魔法を見せている側だけ。「見る」あるいは「見せられる」が常態化した観客は、目くらましという名の大掛かりな魔法に気付けない。

 

エンタメ作品を教訓的に見るのは野暮だけど、作る側に回らないと、「何かおかしなことが行われている」と、気付こうとしても気付けない。が、隠しメッセージとしてあるような気がしてしょうがない。

 

インパクトのある画像は千や万の言葉より破壊力を持つけれど、肝心の画像そのものも登場人物も、でっち上げだったらどうしようもない。

 

これ完全に、湾岸戦争しようぜと戦意高揚を煽った“ナイラ証言”をベースにしてるわ。

 

イラクにひどい目に遭わされたと涙ながらに語った少女が、実はクウェート駐米大使の娘で、証言そのものがプロパガンダだったやつ。

 

次から次へと新しい事件が起こって、目まぐるしくって忘れっぽくて。忘れっぽいから、時々「同じ過ち」を繰り返して、忘れないようにしてるんでしょ。

 

フェイクニュースが大問題となってる今見ると、ブラックジョークがきつ過ぎて、笑うに笑えない。Wag the Dog、本末転倒というタイトルも意味深過ぎ。

 

国と国民、地方と住民、会社とその従業員。どっちが尻尾で、切られたり無くなったりしたら困るのはどっちなのか。笑えない冗談を見せられると、リアクションに困るよね。

 お休みなさーい。