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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ミモザケーキとFesta della Donnaと花より団子

3月といえば卒業シーズンで送別会シーズンのせいか、どこの花屋さんも見たこともないほどの花でいっぱい。夕方になるときっちり空になっている花入れ多数で、フル稼働で花束制作中なんだろう、きっと。

 

春を感じる花と言えば、ミモザ。チューリップもスイートピーも春の花っちゃそうだけど、今どきだと花屋では年中手に入る。ところがミモザはそうもいかなくて、春先にしか手に入らないから春の花。

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というわけで、ミモザケーキを作ってみた。

 

3月8日は、ミモザの日。Festa della Donnaとイタリアでは呼ぶらしい。女性に敬意を表し、ミモザの花束とミモザケーキを贈るとかなんとか言われてる日。ミモザは花屋で手に入るけど、ミモザケーキは周辺では見かけない。というわけで、作ってみた。自分で。

 

「Torta Miosa」で画像検索すると、本場のミモザケーキが大量に発掘される。ついでにレシピも眺め、ミモザケーキの全体像を把握する。

 

スポンジケーキ+カスタードクリーム+生クリーム+スポンジケーキを細かく砕いたものでデコレーション。が、正解っぽい。ミモザの花そのものをデコレーションとしてあしらったり、いちごだったり、他の花だったりというアレンジに、その店の個性があるらしい。

 

まずは、スポンジケーキを作る。

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クリームでデコレーションすることを見越して、小さめの型で焼く。スポンジケーキの焼き方にもいろいろあれど、卵白のメレンゲとクリーム状の卵黄を混ぜ合わせる「別立て」で作ってみる。

 【材料】

  • 小麦粉 80g 
  • 卵 4個 
  • ラニュー糖 120g 
  • 溶かしバター 30g

まずはメレンゲから作る。

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ラニュー糖の半分を入れて、角が立つくらいまで固く泡立てる。

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卵黄に残りのグラニュー糖を入れ、湯煎にかけながらもったりとクリーム状になるまでよく混ぜる。

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 クリーム状となった卵黄に、メレンゲの半分を加える。

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小麦粉を加える。

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残りのメレンゲを加え、さっくりと切るように混ぜる。溶かしバターを加える。

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180℃に予熱したオーブンで30分ほど焼く。

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よく膨らみました。直径15センチの型を使用。スポンジが冷めるのを待つ間に、カスタードクリームを作る。

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焼きっぱなしのケーキを作る時は、ここで作業終了でラクチン♪なのに。。デコレーションが必要なケーキを作らないのは面倒くさいから。このあとカスタードクリームも作って、さらにデコレーションまでするんだぜ?めんどくさ。

www.meg-snow.com

カスタードクリームは、栗原はるみのレシピを参考に。残る卵白をどうするか???問題をのぞけば、わかりやすい分量で作りやすい。

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【材料】

  • 卵黄 2個分 
  • ラニュー糖 60g 
  • 薄力粉 大さじ2 
  • 牛乳 1カップ 
  • バニラエッセンス、レモンエッセンス

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卵黄にグラニュー糖を加え、よく混ぜる。薄力粉も加える。

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電子レンジでひと肌程度に温めた牛乳(ホットミルク程度)を少しづつ加える。

 

ここから火にかけ、もったりとしたクリーム状になるまで、よくかき混ぜる。

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仕上げにバニラエッセンスとレモンエッセンスを加えて、カスタードクリームの完成。

 

スポンジケーキは焼き色のついた上部をカットし、半分の厚さにカット。コンビニケーキの、きめ細かいしっとりとしたスポンジケーキとは似ても似つかない仕上がりに。カステラの端っこ詰め合わせみたいなビジュアルながら、焼き立てはたいへんふんわりしていて美味。

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ほんとはシロップを塗った方がいいとわかりつつ面倒なのでカット。いきなり生地にカスタードクリームを塗る。片方のスポンジには、食べやすい大きさにカットしたいちごを散らす。使用したいちごは多分6個ほど。

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重ねたスポンジケーキを生クリームでコーティング。生クリームは、接着剤がわりなので、雑に塗ってる。

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小さな型で焼いておいたスポンジその他をおろし、細かく砕く。チーズ用のグラインダーでもよかった。そっちの方が「絵面」がいい。

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ここで誤算に気付く。

 

21㎝の型用の分量で、小さ目の型に入れて焼き、余った分をデコレーション用にという目論見が、見事に崩れる。スポンジが足りねぇ。しかも全然。もう一個スポンジケーキを焼く気力もなく、しょうがないのでてっぺん、表面部分にだけ細かく砕いたスポンジケーキを飾る、無念。

 

やってみないとわかんないもんだね。。

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表面にも食べやすくカットしたいちごを飾り、ミモザも飾って完成。デコレーションが足りなかった見苦しいサイドは隠す作戦。

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切ったところはこんな感じ。とろけるチーズのように、カスタードクリームがとろけてくる。うまうま。お店で食べるケーキとは明らかに違う、たいそう素朴な味わいが新鮮。自分で作ったもの、そら素朴な出来上がりにしかならんわな。。

 

ところで本場のミモザの日は、ミモザミモザケーキも女性にプレゼントされるもの。自分でミモザ買ってきて、ケーキも手作りは、多分換骨奪胎では済まされないぐらい、本来の趣旨を冒涜してる。

 

でもさ、ミモザ買ってきてと頼んだところで、ミモザを置いてそうな花屋のレクチャーから始めなくちゃいけない。仏壇に供える花がメインの花屋には、ミモザはない。その辺から教えていくのは、とっても面倒。

 

ついでにミモザケーキも、この辺ではそもそも売ってないし、見掛けない。

 

彼女やパートナーのために、ケーキや料理が作れる男性を微笑ましいと思う反面、別に相手にケーキや料理の才能なんて求めちゃいない。その他に秀でてる部分があるから、得意じゃないことに手を出さなくてもいい。代わりに好きなもの買えば?で全然いい。

 

きっと食べきれないだろうと思って小さ目の型で焼いたのに、デコレーションすると、もとのサイズの1.5倍くらいに膨張した。

 

次回作る時は、もっと小さめに作って、スポンジ生地も半分ではなく1/3サイズにカットして、デコレーション用のスポンジケーキを増やそう、そうしよう。

 

何ごとも、作ってみなくちゃわからない。

 

ミモザの花からふんわりと漂う芳香は、春の香り。あんまり長持ちしない花だけど、黄色い小花がたいへん可愛らしくてキュート。街中が、ミモザの花に囲まれる本場のミモザの日、花より団子の国と違って、いいな。花もなしで団子だけ追求するのは、欲しがりません、勝つまではの延長っぽくて、すごーく無粋。

 

お休みなさーい。