クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

雪解けの中島公園

しつこい咳に悩まされながらも、こっぴどい風邪っぴきからは回復中。札幌では珍しく雷が鳴るなど、春の嵐めいた一日だった。少し前に行ってきた中島公園。時期外れになってしまう前に、急いで公開。
 

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ついでに紅葉の時期は、素晴らしく美しい景色に変る。

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 アスファルトもすっかり露わになった現在だけど、完全な雪解けにはまだ早かった。ひと雨来た今頃だったら、もっと雪解けは進んでるはず。

 

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 芽吹いてない木々だらけで、今頃の季節らしく公園全体が「茶色い」。藤棚も今はまっ茶色。腹黒いどなたかの心象風景みたく、真っ黒よりははるかに心和む光景。
 
 
ど なたかには真っ黒に見える景色も、春が来たらあっちが茶色くなって、こっちは緑になって。黄色いレンギョウエニシダが(あれば)花咲いて、ピンクの桜が 華やぎを添える。色彩豊かに生きるヨロコビを伝える景色にかわる。真っ黒なお腹の中と同じく、真っ黒な景色にしか見えないのは、腹黒い人にだけ。
 
 
生きるヨロコビ、ジョワ・ド・ヴイーヴを知っている人は、色彩ゆたかな春を待ちわび、春が来た喜びをわかちあう。色彩豊かな景色を、色彩豊かなまま受け入れる。
 
 
中島公園からすすきの方面を見たところ。

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すすきのにある「天下一品」。

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木を多用したお店の佇まいからは、高級感マシマシ。お隣は日本料理屋さん。豚骨の匂いもきれいに吸収する、超高性能空気清浄器 をきっと使っているに違いない。見た目からして高級だから。腹ペコ学生御用達のラーメン屋には見えず。「京都発祥」も、高級店っぽく箔つけにはお役立ち。外国人観光客だったら、日本人とは異なる「天下一品」のイメージを抱きそう。ここはコッテリの店、小奇麗にラーメン食べるところじゃなかったのよ、ガツガツ食べるとこなのよ。と、歴史のいち証人として営業妨害したくなる誘惑が、特にわいてはこなかった。
 
 
すぐ近くの名もなきラーメン屋さん。鏝絵が進化したような、鶏がいい感じ。

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(拡大したら、ちょっとボケボケ)
 
 
数件の飲食店が入ったこのビル「豊川会館」の、レトロな外見にグッと来た。

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このモザイクタイル、ガラス窓、アーチ形の縁どり(?)。たまりません。今はまだ寒々しい木の枝に桜の花が咲く頃には、もっとグッと来る景色に変りそう。
 

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お休みなさーい。