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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

京都の茶道資料館で「文様ことはじめ」展を見てきた

GWに京都へ行ってきた。二泊三日とはいえそれなりに予定が盛りだくさんだったので、行きそびれた場所も多々あって後悔が残る。行きたいところに全部行くには、数日では無理!見どころがあり過ぎて罪な街だね、京都。

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電車乗って飛行機乗って電車乗り継いで京都入り。移動には半日がかりでその時点でぐったり。そのうえGWの真っ最中という超超超繁忙期だけあって、どこに行っても人がいっぱい。札幌で見かける一か月分の人出を、3日間に凝縮した感じ。人いっぱーい。

 

どこに行っても人混みに悩まされそうなGW中の京都なので、敢えて観光客が行かなさそうなところばっかり狙ってみた。裏千家センター内にある茶道資料館で開催中の、「文様ことはじめ」展を見に行ってきた。

https://www.instagram.com/p/BGRdsaSu1FL/

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場所は堀川寺之内。いつの間にか堀川もきれいになっちゃってまぁ。

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これなら散歩するにもジョギングするにも良さげ。かつての素っ気ないコンクリ―ト打ちっ放しの人工っぽさは微塵もなし。茶道資料館に入る前に、隣接する本法寺に寄り道。

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 (本法寺から見えた、お寺とは関係のない年季の入ったお家。)

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本法寺は、長谷川等伯の佛涅槃図で有名なお寺。佛涅槃図の真筆は、毎年三月~四月に限定公開され、それ以外は複製画が展示されている。複製画とはいえ原寸大でデカい。見れば見るほどヘンな絵だ。。巨大なので、二階からも閲覧できるようになっている。(写真はとってない)

長谷川等伯とは-京都ゆかりの作家|京都で遊ぼうART ~京都地域の美術館、展覧会、アート系情報ポータルサイト~

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観光寺院とは言えない場所なので、GWとは思えないほどひと気がなかった。ラッキー♪。

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久しぶりのちゃんとした日本庭園も、ほぼ貸し切り状態で独り占め。本阿弥光悦作庭の「巴の庭」と、「十(つなし)の庭」。

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十なのに「つなし」と読ませるのには理由あり。

数字の一から九を数えるとき、ひとつふたつと「つ」がつきますが、十(とお)になると「つ」がつかないからことから「十」は「つが無い」ので「十(つなし)」とされています。(本法寺リーフレットより引用)

 日本語だとなるほどだけど、外国語に翻訳するには超えられない文化の壁が分厚すぎる。多分そのまま訳しても、ある程度日本語がわかってる人じゃないと意味不明かと思われる。

 

豪華ではないけれど、「日本庭園」のイメージそのままの世界が広がる。ないしろ人がいないから、落ち着ける。縁側や木製の渡り廊下に、はるばる京都まで来たなーという実感がわき起こる。静寂に身を浸したあとは、お隣の茶道資料館へ。二階には今日庵文庫が入っておりました。

 

「文様ことはじめ」展は、茶道具の文様と意匠を展示した作品展。棗とか香合とか茶碗とか。茶道に使う道具に描かれた文様、梅・秋草・菊や紅葉などを愛でてきた。

 

文様にもメッセージがあり、組み合わせよってもメッセージは異なるとか。日本文化の「お約束」をお勉強。こういう作品展があるのは、京都ならでは。わざわざ京都まで来たら、京都でしか見れないものが見たい。

 

場所がらゆえ、展示されているものはどれもこれも清水六兵衛作や、第●代永楽善五郎作に裏千家14代無限斎作など、錚々たる人の作品が並ぶ。眼福や。

 

この敷地から一歩外に出たら、まったく何の役にも立たない蘊蓄を詰め込めて満足。役に立たないから、なんだか尊い感じがするのさ。

 

茶道資料館には呈茶席もあり、入館者にはもれなくお薄と和菓子が振る舞われる。そうとは知らなかったので、得した気分。

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和服姿の女性が、お茶を点ててくれる。(この日は屏風の後ろから登場。目の前で点ててくれたわけではない。)

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新緑がまぶしいお庭を愛でながら、いただいた和菓子は「鼓月」のもの。お薄をいただいた後のさりげない、「こちらのお茶碗は、細川前総理がお作りなったものです」との笑顔での説明に、腰抜かしそうになりましたよ、ええ。これだから京都って奴は。。あー京都怖っ。

 

プライスレスでたいへん贅沢な時間を過ごしましたとさ。京都旅行、次回に続きます。

 

お休みなさーい。