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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

口惜しいなら、不幸になっちゃダメだぞ

一気に円安もすすんだことだし、ほったらかしにしてたへそくり求めてゴソゴソしてた。1ドル80円時代に買ったドルキャッシュ、記憶よりも金額少なかった。おまけに、ドルキャッシュ以上に使い道のないユーロ札も一緒に発掘された。
 記憶なんて、都合のいいように改竄されるもの。
予想よりも少ないドルキャッシュを前に、しみじみとしてしまった。
 
 
へそくり求めてごそごそしてると、秘蔵の名言ノート、しかも手書きまで出てきた。人の目から徹底的に隠したいものは、やっぱり手書き、アナログに限るね。電子のおうちよりも、家宅侵入の方がはるかにハードル高いから。上申書書くのも手書きに限るね。
 
 
昔なつかし名言ノートをめくっていると、「口惜しいなら、不幸になっちゃダメだぞ」のフレーズも出てきた。ネットの集合知に聞いても、今のところ、このフレーズはすぐにひっかかる。
 
 
少し前にナタリーで、”紫苑(シオン)とラズロ、キャーを中心とする「ぼく地球(タマ)」の名エピソードが音声化”とニュースになってた。作者である日渡早紀氏のインタビューといっしょに。


日渡早紀「ぼくの地球を守って」「ボクを包む月の光」インタビュー (1/3) - コミックナタリー Power Push

 
ラズロとキャー、それにシオンが絡む名エピソードといえば、もうアレしかないでしょ。そう即答できるくらいには、昔は読み込んでた。
 
 
名エピソードには名セリフあり。
 
 
「口惜しいなら、不幸になっちゃダメだぞ」は、ラズロやキャーとセットで覚えてる。個人ではどうしようもない理不尽に直面した時、端的・シンプルに救いとなる、頼もしいセリフだと今も思う。
 
 
ついでに懐かしくなって、同じ作者による『アクマくん魔法★BITTER』も読み返してみた。KINDLEって偉大。
 
 
全然関係ないけど、イタリアの名前も憶えてないような小さな町の古本市で、イタリア語の『ぼくの地球を守って』を見つけた時は感動した。正規のライセンスものだったのかどうか怪しいけど、吉本ばななの本も一緒に並んでた。
 
 
『ワンピース』の存在を初めて知ったのは、トリエステの街角でだった。あのイラストが、デカデカとショーウィンドウを飾ってた。
 
 
コドモダマシだろうがなんだろうが、普遍的な価値があれば国境も越えれば対象年齢も超えて、届く人には届く。
 
 
久しぶりに読んだ『アクマくん魔法★BITTER』は、ものすごく台詞が多い。わからないこと、正解のない問いを一生懸命自分の頭で考えるキャラがいっぱいで、意外と硬派で哲学的。子ども向けなんてとても思えない。子どもなんだから、この辺でいいだろうなんて手抜きがない。
 
 
子ども向けとはとても思えない、全身全霊をかけて子どもに語りかけるような作品を大人になった今読むと、少し悲しくなる。
子どもに託すしかなかった、同世代あるいは同時代の大人への絶望が、ひしひしと感じられるから。
 
 
「口惜しいなら、不幸になっちゃダメだぞ」はやっぱり至言。
 
 
ついでに、秘蔵の名言ノートからもうひとつ。
「平和主義をたんなる反戦と考えてはならない。それは一つの新しい理想、人類を同胞としてみる思想なのです」 byケーテ・コルヴィッツ
 
 
11月になって、寒くなってきたし曇り空も増えてきたので、もう少ししたらインドアな人に移行する。外に遊びに行けないもの。
 
 
お休みなさーい。