クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

鹿肉ハンバーグ

45年ぶりという大雪を目の当たりにすると、普段はクールな東京&東京近郊住みの皆さんのテンションも挙がるのね。雪景色を記念撮影したり、街で見つけた雪だるま報告したり、いいわー初々しくって。

 
雪はたくさんあれど、明らかに観光客向けか、お店の前でもないと、そういや雪だるまなんて滅多に見掛けない。雪だ!雪だるまだ!そんな初々しい気持ちで作ったであろう雪だるまの数々が見てて楽しかったー。

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(こちらは明らかに観光客向けの雪だるま)
 
昨 日2月9日は1年に一度の「肉の日」だったので、お肉屋さんで肉をどっさり買い込んできた。年末年始以降は品薄だった、かたまり肉も手に入ったので大変満 足~。さぁ今日はどんな肉肉しいものを作ろか、そう思いながらの帰宅途中で見つけてしまったのよ「第4火曜日は鹿の日」のノボリ。火曜日でも第四週でもないんだ けど。
 

人口と同じ数の観光客が訪れる「まつり」の最中なの で、「何これ珍し~」と観光客のサイフの紐をゆるめよう作戦に違いない。そういうトラップにはたいてい安易にひっかかる方なので、「鹿肉ミンチ」買ってみ た。300g420円なり。ローソンの冷凍豚ひき肉110g198円よりも安かった。
 
 
普通のひき肉よりもずいぶん赤く、レバーみたいな赤。封を開けるとかすかーに獣くさいような(感じ方には個人差あり)。牛や豚の生肉よりもワイルドというか、野生の香り。多分ミンチだからそう感じるのかも。

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作ったのは、リコッタさん(id:cedrus)さんのレシピを参考にした「カウボーイハンバーグ」。もしかしてクセがあるかも。そう思ったので、普段よりもスパイス(ナツメグ・クミン・タイム)多目にして、ついでに角切りにしたチーズも入れてみた。
 

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タマネギの薄切りとパプリカを、バターとオリーブオイルで炒めたところに、スパイスと卵入りの鹿肉ミンチをどーんと流し込む。ふちが色付いたところでオーブンへ。その方が柔らかくジューシーになるかなーと思ったので。付け合せにするカボチャも一緒に焼いてみた。

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(焼きあがったところ。白っぽいところはチーズ。)
 
 
ケチャップ、赤ワイン、ウスターソースに砕いたコンソメキューブをちょいと入れて。煮詰めたものをソースにしてみた。
 
 
鹿 肉フライパンハンバーグ。成形しなくてもいいのでラクチン。赤身なので非常に肉肉しいお味。ちょっとスパイスきつ過ぎて、ハンバーグというよりは、もはや別の何かと 言いたい味になった。ハンバーグを合挽き肉で作るのは、豚肉成分があった方が美味しく感じるからだって、どっかで聞いたなそういや。

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(カボチャ、マッシュポテト、にんじんマリネを付け合わせに)
 
ひと口、ふた口と鹿肉ハンバーグを頬張るうちに、決定的に足りない物に気付いてしまった。。
 
すっごい赤ワイン飲みたくなるんだよねー。気分だけは狩猟の後の宴。というわけで、買置きのワインを引っ張り出してきましたとさ。明日が休みで良かった。
 
 
多分鹿ステーキ肉とか鹿薄切り肉の方が、そんなに臭いはきつくないはず。薄切り肉をミンチにする、でも良かったかも。次は鹿肉ベーコンにも手を出してみようかと画策してる。
 
 

奈良では客寄せになる鹿も、北海道では食材のひとつとして美味しくいただきました。

 

お休みなさーい。

エゾシカ食肉事業協同組合

 

ぼくは猟師になった (新潮文庫)

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山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)

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