クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ナナカマド

ナナカマドがめったやたらと目につく街に住んでいる。悲しくなるくらい速やかに夏が終わってしまった後は、オレンジだったり赤だったり、ナナカマドの実も速やかに色づいてすごーく美味しそう。もとい、きれい。

 

美味しいんだったら鳥がつつきに来そうなものなのに、そんな気配はちっとも感じられないので、じつは未熟な実を食べると毒なのかもしれない。青梅みたいなもんで。

果実酒にもなるらしいけど、ほんとに鳥が食べてるとこまだ見たことないんだよね。

 

ナナカマド=魔除けの木なので、道を歩く時は、できるだけナナカマドの並木選んで歩くようにしてる。魔除け魔除けと心の中で呟いて、験担いでる。明日は13日の金曜日だから、いっそう気合入れて、験担ごうと思った。気合でどうなるもんでもないけど。

 

コメディ成分摂取しようと借りてきたDVD「ブライズメイズ 史上最悪のウェディング」が、予想以上にお下劣で、ちょっと面食らった。主演女優の人、あんま知らないなーと思ったら、「サタデー・ナイト・ライブ」出身だった。ナルホドという人選で、こういうのはやっぱコメディエンヌ(と思った)がやると安心して見てられるのよね。面白くもあるんだけど、いまいち爆笑するって感じじゃなかったなー。笑いのツボが違った。コメディと思わなければ、女性の友情描いた割かし良いお話し。

 

ブライズメイズってプロムと双璧で、アメリカ人以外その意義がよくわかんない、アメリカ文化の代表みたいなとこある。そこを徹底的に茶化そうとする意欲すごく高いって感じだった。でも茶化すだけじゃ観客ついてこないから、ちゃんと上手な着地点ももってきてた。

 

ブライズメイズ達がテニスするシーンがあって、あぁこのテニスこそ私の知る「女子会」だわーって思った。共感で結びつく女子会なんて縁が無かったんだよね。わざわざ出掛けていく女子会は、そりゃあもう大変恐ろしい世界でして。「大変ねー」「お互い様ねー」って感情は、一緒に何かしてたら普通に生まれるもんだから、会なんか設けなくても、その辺に転がってるもんね。

 

 

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン [DVD]