クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

読書

『くちびるに歌を』読んだ

長いお正月休みは、明朗快活コドモダマシ系な本をたくさん読んでた。間違っても大義や正義なんて言葉もシリアルキラーも登場しそうにない、可愛らしい表紙のものを中心に。 イイハナシダナー詐欺にはひっかかるもんか。そう頑なになってる部分があって、意図…

カッコ悪い人好きでもいいじゃない

あと一日ちょっとで、紅白やゆく年くる年が放送されるかと思うと、年の瀬も極まれりって感じ。 大 晦日に紅白見るご家庭って、古き良き日本を愛するイメージがある。そこにこたつとミカンが加わると、さらにラブ&ピースな雰囲気もばっちり。そんなご家庭の …

『まちモジ』読んだ

今の季節はすべって転んだりしないように、外歩く時は基本下向いて歩くようにしてる。なんだけど、 最近はできるだけ上向いて、会社や店舗、レストランや学校の看板文字見ながら歩いてる。 大体どの看板文字も丸まっちい。カクカクっとした、角が立ったよう …

うたかたエマノン読んだ

長い髪で粗編みのざっくりセーターを着たジーンズが似合う喫煙女性。これらの単語を並べただけで、ピンとくる人にはピンとくる。梶尾真治による、エマノン・シリーズの最新作、『うたかたエマノン』読んだ-。 SFだと思ってたんだけど、本の帯では傑作ファ…

『Chikirinの日記』の育て方、読んだ

予報では晴れのはずだったのに、思いっきり外してた。天気悪い一日。当地の天気予報、しょっちゅう外れてるんですけど。見てるサイトが悪いのかなー。 片付けの他にはダラダラして過ごしてた。生産的なこと何もしてないけど、よく考えたら休日なんだし、がん…

「流星ひとつ」読んだ

星見るついでって訳でもないんだけど。「流星ひとつ」を読んだ。 少し内気なロマンチスト。だけど、単に内気な人が、あてどもなく1年以上海外放浪するとかありそうにない。言うべき時に、言うべきことを言ってるだけで、内気とはまたちょっと違うのかも。 「…

「パラークシの記憶」読んだ

途中で行方不明になったりしながらも、のろのろと読み進めてきた本、「パラークシの記憶」をようやく読み終わった。 70年代イギリスSFの最高峰とも呼ばれるマイクル・コーニィ著「ハローサマー、グッドバイ」の続編。文庫本にて500頁ほどと短めの長編な…

ライフ・ゴーズ・オン 読んだ

秋の夜長は読書とブログ 普段はあんまり読まない「アウェー」なタイプの本を読んでみる。そんな自分だけのお楽しみ企画で選んだ2冊目が、東山影良の「ライフ・ゴーズ・オン」。 初めて読む作家さん。ほんとは「ブラックライダー」読もうと思ったけど、ぶ厚…