- 日本学生機構、返済不要の給付型奨学金対象者、17年度は2502人にのぼると発表
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テストケースとして導入された今年度は2500人。来年度からはひと桁多く、2万人が対象になるんだってさ、返済不要の給付型奨学金。学生本人にしか使えない形、キャッシュではなくクーポンにするとか。目的外使用、例えば親の生活費に流用されないよう、なんらかの工夫がされてるんすかね。
困ってる人、あるいは必要としてる本人の手に確実に渡る形といえば、使用用途を限定した、本人名義のクーポン方式しか思いつかないっす。現金は自由度が高過ぎて、何にでも使えてしまうから。
お金で買えないものがある方が、不透明かつ不親切というのは、何らかの差別的経験、「お前には売るもんか」を経験してないと、実感も伴わない。
お前には売るもんかと言われたら、お前からなんか買うもんかとなりがち。たいていの場合は代替材があるので、売ってもらえなくても、どってことないんだけどさ。代替材がないものを売らないと言われたら、困るわな。
スーパーが客を選ぶことはないけれど、今では普通のスーパーっぽい顔をしてる生協は、建前としては組合員だけしか購入できないものだったね、昔は。
実のところルールは形骸化していて、組合員でもなんでもない人でも購入できたけど。
労働力が減り、「お店」の中の人の声が大きくなると、気に入らん客とは取引しない、サービスは売らないと言い出すところも、そのうち出てくるかも。かもかも。
隠れ家としてやっていけるだけの太い客、熱心かつ確実にお金落としてくれる客をつかんでたら、やっていけなくもなさそう。競合が近隣にでもできて、太い客をかっさらわれたりしたら、たちまち困りそうだけど。
昔からシェアの奪い合いのような、パイが広がらないことには興味がなくて、残り少ないパイの争奪戦にはうんざりしてた。争いこそわが人生で、パイを奪い合うことが目的化してる人のそばには近寄りたくない。生産的じゃないから。
図書館にアクセスできるということは、すでに一定の文化へのアクセスを確保してるということで、アクセスできないエリアへの想像力に欠けていて、それだけでもううんざりする。
うんざりするけれど、権利者の代理人になるということはつまり、言いたくても言えない、うんざりされるようなことを率先して代弁するところに意義があるわけだから。と、冷めた目で見てる。
借りてはいけない人からのお金は、取り立てに泣かされるもの。押し貸しというものもあって、あなたに親切にされた時には、毎回何かしらの“裏“があるよねという人からの親切は、そもそも受け取れない設計が、本当の親切ってもんで。
裏、背後関係があると思われると、お金も親切も、もう素直には受け取ってもらえない。裏があると思われるのがイヤで、お金も親切も売らないという、利己的な態度にもなってしまう。下心つきのお金が蒔いた不信のタネが、世の中を相互不信に陥れるのさ。
お休みなさーい。