クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

かわいい日本の禅画

京都駅伝の中継で、久しぶりに丸太町通りや白川通り見た。当たり前だけど変わってない。近辺のお店はかなり入れ替わったはずだけど。

 

宝 くじに当たったら、神楽岡あたりの京町屋買って、リフォームして住みたいー。残ってるかどうかわかんないし、宝くじなんて買ってもいないけどさ。綾辻行人 の小説に出てきそうな、密室殺人事件が起こっても不思議じゃない、雰囲気のある洋館も以前は周辺に点在してたんだよね。今もまだあるのかな。微妙に不便な のが幸いしてか、時の流れが止まったかのような感覚味わえる場所だったんだけど。
 
 
外周となってる土壁が崩れて打ち捨てられたような無住のお寺さんとかあって、夜歩くと不気味でもあった。黒谷さん、真如堂吉田神社とめったやたらにお寺社がたくさんあるから、百鬼夜行見てもちっとも驚かないわ、そんな界隈でもあったなー。
 
 
円山応挙の幽霊を描いた絵とか、どうも昔の日本の絵って、暗くて怖くて怪談と結びつきやすいイメージ勝手にもってた。仙厓の禅画見るまで、「暗い」「怖い」がデフォルトなのかと思ってた。
 
 
仙厓の描いた人物や動物って、ものすごくかわいい。初めて見た時は、モーニングやスピリッツみたいな青年誌のギャグマンガに出てきそうなキャラだなって思った。「とど」を描いた絵なんかみると、ぼのぼののゲストキャラでも全然おかしくないような感じで、とにかく可愛い。
 
多分この絵が一番有名。
こういうヘロヘロっとしたキャラクター好きだから、グッズあったら絶対買う。というより、絵を見に行った時にはクリアファイル買ったし。

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好き勝手、自由奔放に描いてるところがいいんだよね。
 
 
見 たのはもうずっと前、出光美術館にて。皇居の緑が一望できる、大変すばらしい立地でもございました。東京は素敵な美術館がいっぱいだよね。展示内容も素晴 らしいけど、美術館自体が美術品みたいなところもあるし。東京都庭園美術館を見ずして関東を離れたのは、たいそうもったいなかった。
 
 
遠 く離れた地の美術展に足を運ぶのって”難しい。そんな時は地元の美術館に足を運んで、図録眺めたりしてる。最近の大きな美術展のものだと、大抵そろってた りするんだよね。図書館では図録扱ってないこともあるから便利。美術館によっては自習スペースが充実してて、かつ利用者少な目なこともあるので、自習の場 として、意外と穴場かも。
 

お休みなさーい。