塵も積もればアイテムが用意されているのなら、塵も積もればのご利益や効用を知っている。
塵も積もればが、拡大することはあっても当分減ることはないと分かっていれば、全力で前のめり。
5W1Hのうち、Whyさえ分かっていれば、そこにはもう謎なんて何もない。
あれはね、辻褄が合わない、あるいは勘定が合わない時には重宝するから無くならず、そこかしこで辻褄が合わない時には大増殖するんだよ。という先入観で見ていると、辻褄あるいは帳尻が合ったらしい時には、いつの間にか消えているのにも納得する。
消えた、あるいは消したはずなのにまだ残っていたら、いまだ辻褄も勘定も帳尻も合ってない、何よりのあかし。
辻褄があったら消えるあるいは消されると分かっていたら、全力で合わない方に舵を切るのが生存戦略で、そもそも生存本能が強い個体に任せると、いたちごっこは続くよどこまでも。
場所によってはハレの日っぽい雰囲気が極小か減ってしまって、ハレの日っぽい場所からめでたさが薄れていると、何かがサカサマになったように錯覚しがちなイリュ―ジョンで、サカサマとイカサマは語感がよく似てる。
逆風のなかから生まれたものは、いつだって向かい風に晒されがちで、向かい風に晒されてさえアレだもの。。
という立派さだけが際立っていると、逆風が強くなるだけ。
逆風が強くなるたびにより逆境に強いものが強くなるだけで、要するに強者が前進するためのエネルギーとして逆風を欲してる。
逆境というハンディが大きくないと、やる気さえ出ないくらいの強者に吹いた飛び切りの逆風は、さて次にはどれほど立派で見たこともないものを運んでくるのか。という思考実験は余裕の産物で、余裕がないと思考もできないから、考えなしのものができ上がる。
塵も積もればで、無いところから何とかひねり出す習慣がつくと、何とかなるもんさ。