お正月のお節用にと作った、あるいは買ってきたものは17品+α(お菓子類は除く)。+αは、冷蔵庫の常備品で作った口直しの類。
1月4日のお昼時点で残っているのは黒豆・金柑のコンポート・栗きんとんその他の9品で、残存率は50%以上。
ただし、黒豆・金柑のコンポート・栗きんとんは、元々無くなったら追加する気満々で多めに用意した必須アイテムなので、残存は順当。ローストビーフはもうサラダにするくらいしか(つまりハムっぽい)残っておらず、3日に投入したチャーシューは7日の七草までのつなぎだから、これもやっぱり残存は順当。あとはもう、ひと口ふた口しか残ってないものばかり。
お節の自分なりの定義は、七草までの夕食は本気出さないあるいはテキトーに済ませるための代用品。
今日から七草までは、残存したアイテムを副菜に使いながら、冷凍庫その他の作り置きや買い置きアイテムを逐次投入しながらテキトーに済ます予定。
パンパンになるまで詰め込んだ、冷蔵庫や冷凍庫に次々と空きスペースが出来ていくのは、はっきりいって気持ちがいい。清々しい。またいっぱいにあるいは満杯にしようと、勤労意欲を刺激する。
肉でも魚でも。タンパク質かつご馳走系は、塊肉をどうにかしたローストビーフのようなものを筆頭に、一週間から10日程度ならいくらでも冷凍保存ができる。食材の調達できれば予算内に収めたいという、高いハードルを超えさえすれば事前準備は完了する。
だからお節はタンパク質に偏りがちで、ゆず釜仕立ての紅白なますが何よりも美味しく感じるという、意味不明なことになりがち。
野菜かつご馳走系で、冷凍保存可能かつ事前準備が可能なもので、3日以上は保つものって一体何さ???と、新年から課題が見つかった。
お正月っぽさ、百歩譲って冬らしさに溢れた、野菜を使ったご馳走系で、漬物やマリネほど日常食ではないものといえば、心当たりはあるんだけど。3日以上保つとは限らず、食感を保ちつつ冷凍保存できるかどうかがネック。
肉や魚と組み合わせると野菜はワキ役になるから、タンパク質と合わせても主役になる野菜料理は、本当に思いつくのが難しい。特に、家庭料理だと。
冷凍か冷蔵保存可能で事前準備ができて、なおかつ食感も食味も損なわない。
野菜を使ったそんなご馳走系のレパートリーができて増えると、七草どころか小正月くらいまで本気出さない、あるいはテキトーに済ませる夕食になって、すごーく楽になる。
何が楽なのか。知るためあるいは見つけるためには、まずは楽じゃないことから始める方が、ショートカットにより近くなるのかも。かもかも。