今日も晴れ。紅葉が見頃になったので、早朝であっても観光客の姿見掛ける。早起きねー。
葉っぱ撮りたくても常時人がいるから、「人と葉っぱ」の写真しか撮れなさそう。今の季節だと日の出、6時くらいだから、がんばって早起きしたら「黄色い葉っぱ」だけの写真撮れそうではある。多分がんばらないけど。
全方位に配慮して、どこからもお叱りを受けないよう心掛けたら素晴らしく玉虫色の文章になって、自分でも何言ってんだか、何言いたいんだか全く意味不明になったわー、でもそのまま提出しちゃった。なんて言ってる人がいた。
「AでもありBでもあり、かつCともいえるしDでもある」そんな感じの文章。うん、読む人気の毒だと思う。配慮重ねると、個性殺しちゃうんだよね。毒にも薬にもならない、何言ってんだか、何言いたいんだか。そんな文章見掛けたら、それ配慮に満ちた文章で、一体何に遠慮してるんだろうって、勘繰りつつ読むとより味わい深くなるなと思った。
逆に、一方向へ突き抜けるように鋭く舌鋒ふるってるような文章見掛けたら、その対角線にある物事って何かなって考える。こういうの、考え過ぎ・勘繰り過ぎで、頭のトレーニングとして面白い。遊びなんだから、一瞬ひたすら玉虫色めざしたくなった。どの方面への配慮か絶対に悟られないような、真意徹底的に隠した、誰得かわかんないようなもの。
もう11月。すでに街はクリスマス商戦に突入してるし、ツリー用のオーナメントでも買い足しますかねー。誕生月なので、基本クリスマスに対する思い入れはあんまり深くない。
車に乗った時、ラジオつけたら90年代懐メロ大会みたいな企画やってて、沢田知可子の「会いたい」や辛島美登里の「サイレント・イヴ」がかかってた。サビの部分ハモれるくらいには懐かしい。
あの頃って、人が死ぬ歌が結構あったような気がする。縁起でもないけど、「死」がドラマティックに感じられるお年頃の人にはウケ良かったんだろうな。まだバブル引き摺ってて、多少ネガティブな歌詞でも、ポジティブ蔓延した空気に水差すくらいでちょうどいいって、思われてたのかなー。
「サイレント・イヴ」は「クリスマス・イブ」っていうドラマの主題歌で、そのドラマで何よりも衝撃的だったのは、毎週ドラマの最後には「クリスマスまであと〇〇日」って、カウントダウン表示されるところだった。(クリスマス・イブまで、だったかもしれない)最後のカウントダウン表示見るたびに、胸にグサグサきてた人いるはず。実際ドラマ放映の翌日には、「見た-?クリスマスまであと〇〇日になっちゃったよー」って会話してたし。
90年代のクリスマスは完全に恋人同士のものって感じだったのよね。ティファニーのオープンハート、めちゃ売れてた頃だし。ジュエリーショップで働いてた友達も、クリスマス近くなると、大忙しだった。クリスマスになるとプレゼント商戦盛り上がる → パートナーや恋人居る人増えると増々盛り上がる → 恋人作らんかいっていう流れに、「クリスマス・イブ」っていうドラマもすっぽりはまってたね。
冬はイベント(クリスマス・年越し・バレンタイン)多いから、「クリスマスまでに恋人欲しー」って言ってる子、よく居た。「恋人作らんかい」っていう無言のプレッシャーあちこちで感じられたから、居ないとダメなのかもって、焦って誰でもいいから捕まえようとしてた。その結果、ビッグイベント終わったらさっさと別れたりしてて、まぁ大変ねって感じだった。
何とか「おひとりさま」を結婚に持ち込んで、家族持たせようとする社会からの雄弁なプレッシャー見てると、90年代のクリスマス思い出す。正しくはクリスマス商戦。キラキラしててとっても楽しかったんだけど、楽しい人ばかりでもなかったよね。ビッグイベントに標準合わせた疑似恋人の行く末見ちゃってるから、ビッグイベント向けに、無理して家族作らなくてもいいんじゃないのって思っちゃう。
明日から三連休。うれしー。久しぶりにゴロゴロする予定。