クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

食べたものが教えてくれること

ここ1ヵ月ほどの間に食べたタンパク質、肉・魚に豆腐類を振り返る。

 

外食分は除外し、自炊したものだけをカウントすると、肉類は合計すると3820g(牛肉870g 豚肉2267g鶏肉 683g)豆腐は200g(厚揚げ油揚げ類は除く)、金額にすると11587円だった。魚系たんぱく質に費やした金額は11995円で、かまぼこやちくわ類などすり身系は勘定に入れてない。

 

カウントできた、すべてのタンパク質類を合計しても23582円で、自炊の圧倒的なコストパフォーマンスの高さを実感した。

 

作ったものを列挙すると、

鶏むね肉と鶏ひき肉は、油淋鶏のネギソース・筍ご飯・筍入りピラフと筍入りカレーピラフに。

 

牛こま、牛切り落とし、牛フィレステーキ用、牛焼肉盛り合わせからは、牛肉とトマトの混ぜご飯、ナスと牛肉炒め、新じゃがと牛肉のマスタード炒め、ガーリックピラフ、牛ヒレ肉の味噌漬け、サガリと牛舌のねぎ塩焼肉を。

 

豚スペアリブに豚バラ肉、ベーコンにベーコンブロック、豚ひき肉、豚カツ用ロース肉に赤身豚ひき肉、合いびきミンチにイベリコ豚のヒレ肉生しょうゆこうじ漬けからは、スペアリブのマーマレード煮、豚バラ肉のネギ塩ダレ、シチュー・ド・トースト、豚ひき肉とカブ炒めに中華風焼き餅、豚肉の味噌漬けに麻婆豆腐、ミートソースパスタにミートソースオムレツ、カップトーストにチーズミートトースト、タルタルベーコン餅ピザに、ベーコンブロックステーキ、豚ヒレ肉の筍ソテーが。

 

イサキに鰊、鮪のほほ肉、鰤の切り身、スモークサーモンにスモーク鯖。豆イカ、スズキ、鰺、桜マス(冷凍庫で出番を待っている)、アサリ、冷凍むきエビ、帆立の貝柱(佃煮にするつもりが、失敗して炭化)、タラコ、鰤の切り身に刺身からは、イサキとフキの炊き込みご飯・揚げ鰊とナスのオイスターソースあんかけ・鮪のほほ肉ステーキ・鰤と昆布の炊き合わせ・スモークサーモン入りスナックケーキ・豆イカブロッコリーにしめじの八宝菜風・スズキの味噌漬け・アジとレンコンのハンバーグ・あさり入りシーフードパスタ・筍とあさりと菜花の炊き合わせ・ガーリックシュリンプ・スモーク鯖のサラダ・あさりとタラコの佃煮・アスパラとタラコのバター炒め・鰤の刺身で作ったりゅうきゅうにブリの照り焼きで、ざっくりとカウントすれば、合計40品。

 

夕食メニューだけに絞れば、もう少し品数は減るんだけど。それでも40品をすべて外食で賄った時、2万5千円以内で済むかといえば決してそんなことはなく、やっぱり自炊はコスパがいい。

 

スモーク鯖を食べやすくカットして、カイワレのようなスプラウトラディッシュで和えただけの簡単サラダは、見栄えもよくてお気に入りの朝食メニュー。ベーコンよりも調理が圧倒的に楽で、フライパンを使わずに済むところがよいところ。

 

趣味的に料理をしているので、今のところはコスパや手間暇にこだわりはなし。だけど、将来的にひと手間が辛くなってくると、鍋やフライパンを使う代わりに、きっと既製品を使うようになる。すると、食べる量は減っても単価は下がらない。

 

自分ひとりのために、栄養やいろどりを考えた食事を毎回作るかというと、その可能性は薄い。誰かのためだから、手間暇かけて作ってる。

 

手間暇かけた食事を毎回作らなくてもよくなると、手間暇かけていた箇所から別の箇所に興味関心が移って、可処分所得も一緒にそちらへ移動する。

 

料理のレパートリーが多く調理技術に恵まれていると、食をアウトソーシングするまでもない。食のコストパフォーマンスに関わる要素が材料費に限られてくると、材料費にかかるコストが下がれば下がるほどコスパはよくなって、調理技術に恵まれた個人の最適化がすすむ。

 

その反面、食をアウトソーシングせざるを得ない個人の最適化は損なわれて、コスパの悪い食事で我慢することになるのかも。かもかも。

 

ローテクであっても技術は技術。技術は大事にしようと、改めて思った。