クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

急転直下

昨日の小春日和、どこ行っちゃったの???

 

急転直下で気温は急降下。雨は雪に変わり、一面の銀世界。始まったばかりのホワイトイルミネーションも、これなら映えそう。観光客もきっと大喜び。正直昨日までは、雪なんて欠片もなくて風情もなかった。ホワイトイルミネーションは、雪がなきゃ魅力も半減。

 

まだ誰の足跡もついていない。まっさらのパウダースノーの上を滑り降りるのもさぞ気持ちよさそうで、やっぱり始まったばかりのスキー場にも、初滑りを楽しむ人がイソイソと出掛けてそ。

 

リトルトーキョーみたいなもので、東京っぽく暮らせるけど東京に比べれば断然物価が安いのが魅力。という、雪にもスノースポーツにも縁が薄く、冬装備も薄い人がどう思うのかは知らね。

 

もういくつ寝ると12月で、「ご馳走」の出番が多くなるシーズンでもあるので、ご馳走になりそうなメインディッシュの試作にも挑んでる。

 

海の幸に山の幸。あちこち走り回って食材を揃えるのもご馳走っぽくあるけれど、工作度が増すほどにご馳走感も増す。コネコネしたり、小技を利かしてデコってみたり。完成品の出来上がりや見た目が、見栄えのするご馳走からは遠くなっても、作る過程が楽しいとそれだけでもうご馳走になりそう。

 

と、コネコネしながら思った。

 

ケーキやスイーツ類は気軽に作るけれど、コネコネする作業必至のパンはあまり作る気になれないのは、そもそも粘土細工がそんなに好きじゃないことと関係があるかも。粘土細工っぽくコネコネするけれど、途中で「おぉ、なんだこりゃ!?」という化学変化が感じられる作業は、面白いから癖になりそうだった。

 

とはいうものの。必需品だから材料をたっぷり使っても安上がりなのであって、そもそも遊ぶものじゃないから、やっぱり年に一度や二度くらいでちょうどいい。

 

一見難しそうだけど、用法用量を守れば決して難しくない。難しくないから「まずはやってみる」という人が増えることを願い、誰でもできるような平易な用法用量をその気になったら誰もが見れるような場所に置いておくのは、情報を隠さない態度。

 

取り扱いに注意を要する事柄はあらかじめばっさりカットして、間違った用法用量が出回らないようにする。誰もが見れる場所だからこそ、誰が見てもいい情報だけを厳選するのも情報を大切に扱う態度。

 

一見難しそうなことをやっていながら、その実そんなに難しくはないことをオープンにし、真似されても一向に困らない情報は惜しみなく差し出すのは、どう考えても後進を増やそうとするフトコロの深い態度。

 

その反対に、誰にでもできることじゃないと言ってみたり、覚悟や犠牲が必要と必要以上にオドロカシたり。最初のハードルを滅多やたらに上げにかかるのは、後進は増えなくてもいいという態度。

 

後進が増えなくてもいい、むしろ増えると困るから、適当なこと言ってフカしてる態度だよね、アレ。ということはわかりつつ。大抵は、後進を増やそうとするフトコロの深い人ばっかりなんだということもわかりつつ。

 

それでも最初のハードルを滅多やたらと上げにかかる、心のせまーい人がいるかと思うと、もうそれだけでイヤ。

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昨日の日中は15℃くらいあったから、小春日和。