クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

そこが底

苦労して、それもサラッと苦労というひと言にまとめられないほどの思いをしてまで作り上げたビジネスモデル。シレっと形だけ真似だけされて、形を真似ただけだから魂入れずで何やってんだか理解もされないまま、ズタボロにされて放り出されたら大抵は怒る。

 

本当は激おこなんだけど、激情のままに激おこを露わにもできないと、すごくわかりにくくなる。今はもう死語だろうな~とわかりつつ、“激おこ”を使ってみる。

 

滅茶苦茶、怒髪が天を衝きそうなほど怒ってる状態を、“激おこぷんぷん”と表現した人は、和平交渉とかに向いてそ。滅茶苦茶怒ってる状態を“激おこぷんぷん”と表現し、例えばお子ちゃまの集団に、「あ、激おこぷんぷんだ!」とでも言わせてプークスクスと笑いを誘うようにすれば、滅茶苦茶怒ってる人が居る場であっても一瞬にして和む。

 

滅茶苦茶怒ってる人とお子ちゃまが、一緒にいられるような場なんてもうそもそも少ないんだけどさ。

 

緊張状態を、一瞬にして弛緩させる。

 

リラックスした場に変えられるような人がいないと、緊張した状態が高止まったままでは、緊張をほぐすどんな試みも不発に終わって、緊張は続くよどこまでも。

 

怒髪が天を衝きそうなほど滅茶苦茶怒ってる人に対しても、“激おこぷんぷん”と言い放ってヘーキで居られるのも、さらに怒られてもヘーキなのはストレス耐性が強いから。耐性がなくストレスには弱い人に、滅茶苦茶怒ってる人に対して“激おこぷんぷん”と揶揄するよう無理強いしたら、無理強いされる方はそんなストレス環境からは、とっとと逃げ出す。

 

逃げるのは、ストレスに対する耐性が低いから。だから、ストレスが高まると逃げ出すという習性を熟知した相手に、高ストレスというアクセルと、ストレスからの脱出というブレーキを自在に操られると思う壺で、願った場所におびき出される。

 

最終的には願った場所におびき出すために、用意周到に複数のいつでも逃げられる先を用意して、ストレスに耐えるよりも逃げろとあらかじめ体で覚えさせておくと、効果も倍増。

 

この世でいちばん恐ろしいのは、何年かかっても待てる、時間がたっぷり有り余っている人。時間がたっぷり余っているからこそのお楽しみを奪ったら、そりゃ激おこぷんぷんさ。

 

緊張状態を、一瞬で弛緩させて和ませる。そういう存在が見つかるまで、何年かかろうが気にせず、その時が来るまで待っている。待ち続けている。とか考えると、どんなホラーよりも怖いやね。しょせん、お話やことばにできるものの怖さなんてたかが知れていて、たかが知れているからあっという間に底尽いちゃうんだよね。

 

遊びごころいっぱいでできた、激おこぷんぷんみたいな言葉は、どう考えてもものすごーく他言語に翻訳しにくい。必需品じゃない、遊びごころがふんだんに盛り込まれた単語が多数存在すると、言語そのものが豊かで余裕もあるって感じ。言語そのものも必需品だらけになると、真っ先に消え失せそうなもの筆頭でもあるけどさ。