クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ブランド好き

先週の名残り雪に寒の戻りはどこへやら。日中だと10℃を超えることもあり、暖かくなった。しかーし、その代わりに砂っぽい。滑り止めとして雪の上に撒かれた砂は、雪が消えても道路に残り、残った砂が風に巻き上げられるから砂っぽい。

 

外から帰ってくると、口の中がジャリジャリ。ジャリジャリして不快だけど、これも季節の風物詩のひとつで、風物詩だからといって思わず歌にしたくなるような、五感に心地よいものとは限らない。

 

文化を学んで経済を学び、すべての道はローマに続くがごとく、最後に政治を学べばエリートの出来上がり。という出世コースがもしあれば、政治に興味がない人ほどそんなコースは選ばない。

 

文化にも経済にも明るい人が、政治に携わった方がいいのは間違いないんだけどさ。文化と経済と政治が三角形で、等分に尊重されるのならともかく。文化を学んでも経済を学んでも、最上位に来るのは政治により精通した人となれば、途端に色あせる文化や経済を究める道。

 

文化も経済も、究めようとすれば遥かなる道。おざなりあるいはなおざりに学んで、はい次と攻略できるようなものじゃないはず。

 

必要なのに絶対数が足りず、足りないから促成栽培に励むと、必ずしっぺ返しが待っている。

 

文化も経済もそこそこのまま、足りないから前に出せと前に出せば、促成栽培で知識も経験も足りないと自覚している人ほど、師に頼る。常に誰かの指示を仰ぎ、自分で考えることもなく誰かの指示を忠実に実行に移すだけなら、それ傀儡って奴よな。

 

未熟な人を未熟なまま、人の上に立つリーダーに祭り上げると傀儡ができあがる。決して表舞台には立ちたくないし、立たないけれど世の中は動かしたい後ろ暗い事情のある人にとって、とっても都合のいいおもちゃになれる。

 

誰かにとってはとっても使い勝手のいいおもちゃになれた先に、安定した生活が待っていれば、すすんでおもちゃになる人も出る。コスパに敏感で無駄な努力を嫌う人は、全速力でお得な道を突っ走る。

 

ブランド好きな人ほどブランド毀損にも熱心という事例は、広がらなくてもいいところまで広がらなくてもいいんだけどさ。