人手不足解消への最短ルートは、仕事を選んでられない、選ぶ余裕のない人を増やすこと。
物欲を爆発させたあとに爆誕するのは多重債務者で、多重債務にまでなったらもう仕事なんて選んでられない。選んでられないから、人手不足な業界に人手がやってくる。必要以上の物欲を持たないのは、不本意な仕事から逃れるためと、不本意な仕事で人格を破壊されないための知恵で護身術。
空っぽになった器にはよくないものが入り込みやすく、満たされてる器には入り込む隙間もない。
先月食べたものの振り返り。作り置きあるいは使い回しなき献立は、一般家庭にとっては金食い虫。作り置きも使い回しも一切なしで、そのつど新しいものを作って一週間を回したら、あっという間にお金が飛んでいく。
作り置きの拡大版であるおせちを大量に作ったおかげで、一週間は乗り切れた。厳冬期で外出が億劫になる季節でもあるから、いつもより多めにストック食材を買い置き使い回した。かつてはお歳暮の定番だった、スライスではなくハムの塊。ひとつあると、使い回せて便利。
野菜スライサーで、ハムも薄っぺらくスライスできたらいいんだけどさ。
七草粥に小豆粥は、食べ疲れた胃に優しい以上にお財布に優しい。特に小豆粥。どんだけ無限に増えるの。。と困惑したくらい、嵩が増した。嵩増ししたかったら、お粥にかぎる。
豆は五穀のひとつでお米代わりになるから、豆のクリームシチューもお粥の一種と言えなくもないかも。お粥と同じく食べても食べても減らなくて、食べ切るまで3日くらいかかった。
アレンジは加えていたけど、総じて同じものを食べ続けた一ヶ月だった。お節を食べ続けたあとに食べた普段の食事は、何てことのない焼き魚でもいつもより美味しく感じたね。
北の地で食べる花びら餅は、北国製。和菓子よりも洋菓子っぽいものの方が看板商品となってるお店だけど和菓子、それも日持ちしない系のものもちゃんと美味しい。ちゃんと美味しいから、この花びら餅も美味しかった。
チーズも羊羹も、買ってきて1ヶ月2ヶ月と家で熟成させるとより美味しくなるんだとか。そもそもどちらも保存が効くもの。追熟させるのは、果物や野菜だけとは限らないんだね。
雪まつり初日なのに、雪ではなく雨が降っている残念なスタート。せっかくの雪像が、雨で融けてしまわないか、スーパーボウルのアメリカ国歌斉唱を聞きながら、心配してる。