クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

どっちもどっち

ウヨの者かサヨの者かと聞かれたら、まずはマヨの者だと答えたい。別にマヨラーじゃないけど、マヨネーズならよく使うから。いちばんぴったりなのは、どっちも「やーよ」。

 

居場所を見つけられない人特に年少者に居場所を与え、時にはちょっとばかりのお小遣いで釣って大儀のために働かせる大人は、ろくなもんじゃない。未来に持っていけずに、置いていくはずのもの。無理やり未来に持ち込んでくるのは、大抵その手の人。

 

あんパンが和菓子とパン食とを繋ぐ画期的な発明なら、マヨネーズ味のパンも日本発の調理パンとして革新的。誰がいつ頃始めたものか。あんパンほどルーツがはっきりしてるわけではないけれど、知る人は知るなのか。

 

バゲットではなく、コッペパンのようにやわらかいパンとマヨネーズ味の組合せはゴールデンコンビ。明太子フランスのように、ハード系のバゲットに明太子マヨネーズペーストを塗ったものもあるけどさ。

 

噛み切りやすい柔らかいパンは日本式で、饅頭の系譜に連なってるのかも。

 

明太子マヨネーズにツナマヨネーズ。北海道のご当地パンであるちくわパンも、マヨネーズがあるからの成功で、ちくわとパンという本来違和感のある組み合わせをマヨネーズが繋いでる。今では当たり前のように食べているけれど、最初期にレパートリーに加えた人は、現在のように当たり前になることをどれほど予想してたのか。

 

流行りすたりを越えて名を残すのは決して楽じゃないから、名無しとなって名のある人を支える側に回る方が、ワナビーが多くいる業界ではきっと生き残りやすい。

 

同じ名前で出ているのに創作物の出来に当たり外れがあるものは、個人名で出ていても“工房”で作られたものだと勝手に思っている。工房の中で序列があり、初学者、ビギナーから熟練者まで各種取り揃えて、媒体ごとに作り手を変えて出品しているイメージ。

 

媒体や媒体から支払われるお賃金に合わせ、相応のクオリティーの人がその都度作り手として選ばれていたら、同じ名前なのに出来不出来、クオリティーに差があるのも納得できる。

 

媒体や媒体から支払われるお賃金にその都度個人が器用に合わせるよりも、あらかじめ名のある人のコピーを大量に用意しておくと、効率が上がる。おまけに名前を出す個人が消耗するのも防げ、注文にも早く応じられるとなればいいこと尽くし。

 

別に目新しい手法ではなくて、オールド・マスターと呼ばれる芸術家の時代にも行われていたこと。一般人が知らないだけで、案外フツーに行われているのかも。名のある人に大量の注文が殺到し、名無しの人にはチャンスがめぐってこないとなると、チートをはぐくむ土壌になる。

 

仮想通貨と聞くと、咄嗟に面貸しと変換される脳の持ち主で、大勢の名無しさんに担がれた神輿に乗ってる人を思い浮かべ、胡散臭い人を担ぎ上げてる人たちは一体誰だと考える脳。

 

個人作ではなく実は工房作のもので、真作の作り手は工房内の者しか知らないとなったらロシアンルーレットもどきで、関わらぬが吉。骨董の世界では、贋作を掴んだ方が間抜けなんだってさ。ロシアンルーレットもどきのスリル付きとなったら、ギャンブル好きな人ほど嵌るのかもね。

 

お休みなさーい。