クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

プリミティブ

ストーンヘンジの周囲に集まり、ともに夏至を祝う群衆の姿は、初めて見る景色なのに既視感あり。あぁそうか、あれだ。大文字の送り火を待つ人たちの姿によく似てるんだ。どちらも、宗教的儀式というよりはもちっとプリミティブ。

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日本でも夏至の日にはキャンドルを灯すというイベントがあったけれど、環境に対する啓蒙と意識高く言われると、三歩はあとずさる。それよりも、日本のお盆みたいだから送り火を灯すようにキャンドル灯しましょ。と、言われた方が抵抗感なく受け入れられるってもんで。

 

省エネと結びついてるってとこがすっ飛ばされるから、そもそも何のためのイベントだったかわかんなくなるというところは問題なんだけど。

 

そもそもそれは、何のためのイベントだったのか。

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イデオロギーっぽいものにはすべからくアレルギーがあって近寄らないと決めていると、よりイデオロギー色も宗教色もない方を選ぶ。だったら、イデオロギー色も宗教色も極力消し去って、そうとは気づかせないうちに“あら楽しい”で餌付けして一本釣りできると、後々便利よね。

 

はてなユーザー歴がそれなりに長いから、色んなアカウントの消長を見てきた。

 

あぁこの人は広告方面のアカウントなのねと認識していたアカウントが、気付けば政治的なことを語ってる。そういう場面を何度か見てきた。

 

モノを売るのか、コトを売るのか、それともまた別の物を売るのか。商材が何であっても宣伝するのが上手な人もいれば、特定商材の宣伝にのみ抜群のセンスを発揮する人もいる。アカウントのキャラ変は、宣伝を任された商材の変化に伴うもの。と、理解してた。

 

本人の得意なことと好きなことが別だったり、あるいは好きなものを宣伝しようにも需要が伴ってないと不幸。ビジネスでやってる人は選べなくなる日がくるから、どこかで妥協している。皆が扱いたい商材はきっと競争率も激しくて、ビジネスにすると妥協する日も早く訪れる。

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○○を売りませんか?と声を掛け、あなたではやっぱり売れませんねと扱う商材の変更を求め、気付いたら誰もが嫌がるオシゴトをさせられていた。なんてことにならないよう、気を付けてきた。

 

宗教とイデオロギーには近寄らない。

 

イデオロギーは、下水みたいなもんだから近寄っちゃダメとずっと昔に教えてもらった。宗教は、進歩を阻むものでもあるから距離を置く。

 

あら楽しいで餌付けするなら、もっと実用的でお役立ちなものに限る。

 

天変地異は、何十年に一回来るから天変地異なんだってさ。年がら年中異変が続くなら、それはもう天変地異ではなく、そういう環境で活動期。

 

小さな地震がよく来る地域に住んでいた時は、災害グッズを買い集め、背の高い家具も買わずに家具の配置には気を付けていた。関東は地震が多いことを実感してたから、用心してた。用心する人は、自分から積極的に情報を求めて対策する。それでも東日本大震災では、万全だったわけじゃない。買っててよかったグッズもたくさんあったけど。

 

ホットケーキミックスにキャンプ用品。あるいはフリーズドライ食品に缶詰が、もっともあってよかったと実感するのはきっと災害時。滅多にホットケーキは作らないから常備してないけど、南海トラフ地震の発生が予想される地域に住んでたらきっと常備してる。

 

震災を経験したことのある人ほど、用心してる。来ないだろうと言われてるエリアの人や、次々とやって来るニューカマーの人に、警戒や用心を求めても限界がある。

 

だから、ウェーイ♪やあると便利☆と楽しそうな雰囲気で釣って、日本語のリテラシー低くてもそれと気付かないうちに災害お役立ちグッズが揃ってた。という状態が好ましいやね。

 

もっとも届きにくい人に、もっとも平易なカタチで届けようとする努力を阻むのは、届きにくい人には届かなくてもいいと思ってる人。わかりやすい形のヘイトより、その方がよっぽどタチが悪く、そこには隠しようもない選民意識がダダ洩れしてる。選民意識をは、「上から目線」とは限らない。

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大通公園では、例年より規模が縮小された花フェスタが開催中。バラ園のバラも満開で、アマチュアカメラマンが大量出没してた。花より団子の人向けに、ベルギービールフェアも開催中で、イベントが目白押し。ベルギービールフェアは、大通ビアガーデンとは一緒にやらないあたり、“大人の事情“が潜んでるような気がしてしょうがない。

 

お休みなさーい。