クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

イワシの目に柊

イワシの目に柊を刺したもの、「柊鰯」は節分のお飾り。と、知識では知っていても、スーパーで大々的に売られているのは今年初めて見た。観測範囲の問題かもしれないけれど。

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ボランティアとは攻撃を受けやすくなる行為と何かの本で読んだけれど、体感としてもだいたい合っている。

 

勝手に広告が表示されるのがイヤで、有料コースでブログを書いているけれど、有料でも無料でも誰に頼まれずともブログを書く行為は、ボランティアではなかろ。単なる表現行為の一環さ。単なる表現行為の一環だから、気が向いた時に好きなように書くだけ。

 

一年でもっとも出不精になるシーズンだから、本を読んだり動画配信サービスで映画を見たりと、文化系活動がはかどってしょうがない。雪を見ながらの温泉もいいけれど、温泉地にとっては繁忙期でもあるから、予約も取りづらい。必然的に、ご近所をぐーるぐるの日々。

 

大通公園では雪まつりの準備も進み、春節シーズンが始まったとはいえ、外国人観光客の大群に、圧倒されることもなし。

 

『トールマン』『マージン・コール』『ダウト~あるカトリック学校で~』『ムッソリーニとお茶を』が、ここ最近見た映画でよかったもの。動画配信サービスのおかげで、毎日映画を見ることも可能になったけれど、やり過ぎると嬉しい楽しい悲しいといった感情が摩耗するから、見過ぎるのはほどほどにしたいところ。

 

マイナーで情報の少ない作品ほど、アタリが多い気がするこれは個人の感想です。

 

趣味が偏っているのは自覚しているから、これではいかんとメジャーどころ、007シリーズなんてものにも手を出してみたけれど、やっぱり全然ダメだった。面白いという回路が、全く開かない。

 

例えていうなら甘いものが苦手な人が、砂糖10個入りの激甘コーヒーと生クリームたっぷりの激甘チョコレートケーキをほれ食べんかいと強要され、その口直しに羊羹を薦められてるような心境で、苦行。

 

向き不向きはあるもので、メジャーな作品すべてがダメというわけではないけれど、日本では劇場未公開の作品ほど、面白く感じる。

 

マージン・コール』は、嵐の前夜に個人の中に吹き荒れる感情の嵐や葛藤を描いていて、よかった。こういう地味な作品は、どう考えても劇場公開は無理でしょう。劇場未公開の作品だって見れるようになったんだから、裾野はかつてないほど広くなって、それはきっと喜ばしいこと。

 

お休みなさーい。