クラリオンガールとしてデビューした頃の蓮舫は、クリクリした大きな目とボーイッシュさが魅力の人だった。アホの子か賢い子かは話せばわかり、頭の回転が早い人だということは、司会をさせればすぐわかる。おもてなしの人か、おもてなしして欲しい人かも、人前に立てば丸わかり。
右肩上がりでグングン上昇したかと思うと、どどーんと下がり、これから地獄かと思うとまた上がって、小休止。と、山あり谷ありのジェットコースターを経験させるそのココロは、離れがたくさせること。
また上がるかもという期待が、対象への前のめりな入れ込みに繋がり、潮時を見失わせる。
およそ賭け事らしい賭け事には、一切近寄らない。ギャンブル、楽しー♪なんて回路は一生開くことはない。賭け事は、しょせん胴元が勝つものだから。
大きく下げても、一定ライン以下までは下がらずに下方硬直性を発揮するのなら、そこは自由競争の場ではなくて、何らかの介入が働いて、価格決定権を握るプライスリーダーがいる場なんだと考えた方がしっくりくる。
最近大きく上がって大きく下げた、とある金融商品の話。プライスリーダーに嫌われると、市場からはきれいさっぱり姿を消すようになってるんでしょ。
市場として育てたいから介入が起こり、市場を破壊、あるいは毀損するものは退場を迫られる。という当たり前の話なんだけど、当たり前が通じない人にはどこまでも通じないんだな、これが。
今年一年間にAmazonで買った金額の総計を振り返ってみたら、まぁざっくり12万円くらい使ってた。1ヵ月に2万円以上使い込み過ぎると、使いすぎ~とブレーキがかかるから、だいたいそんなもの。
改めて振り返ってみると、単価の低下に驚くばかり。おもに買ってるのは電子書籍と映画などの動画。書籍の場合は、300頁を越えると電子書籍で読む気がしないから、高単価な本ほどリアル書店で買っている。自然、新書や雑誌などの比較的低価格なものを、多数買っていることになる。あらこれ、安物買いの銭失いって奴やん。
おまけに買った時についてくるポイントのおかげで、結果的に安く買っていることになり、Amazon経済圏の中でぐーるぐる回ってる。買い手に都合よすぎて怖くなる。
売り手よし買い手よし世間よしのトライアングルにあてはめて考えると、出来上がるのはどう考えてもいびつなトライアングル。その気持ちがどこかにあるせいか、比較的高単価なものは取り寄せずにリアル店舗で買う傾向にあり。
本以外のものでも、リアル店舗になかった場合に限ってネットで買おうとするリアル店舗派で、リアル店舗に期待するのはショールーム機能。ということが、はっきりしてすっきり。
戦闘力は高いけれど経済力には欠ける、武に勝る国があえて勝ち目のない戦いでも戦端を開くのなら、実はとっとと負けて戦勝国の奴隷にでもなり下がりたいという下心があるのかも。
奴隷になって、あれしろこれしろと命令されてる方が、今日はどうやって民を食べさせようと悩まなくても済めば、そもそも今日一日をどうやって生き延びようかとも考えなくてすむやね。と、架空戦記を眺めながら思った。
お休みなさーい。