クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

  • メルカリ、出品者の本人確認義務化へ。違法行為や規約違反に対する対策を強化
  • 東京、2年連続世界都市ランキングで3位に位置。ニューヨーク、ロンドンに次ぐ
  • スペイン、カタルーニャ州が独立を宣言すれば、中央政府自治権停止措置へ。独立をめぐって膠着

渋谷区では、お金がなくて塾に通えない中学生を対象に、塾代をクーポンとして提供する支援策を始めるとか。その一方で、メルカリは違法行為対策の強化に乗り出した。子供に小銭を渡すなら、その使用目的は教育目的に限るとか、誰が見ても納得するものにしなさいね。という、社会からのメッセージっぽく受け止めた。

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夜になっても、ぼんやりと明るい。

子供に小銭を渡す手段も、多様化してきた世の中。

 

何が正しくて何がダメなのか。ここらで一度はっきりさせようや。という気持ちにかられても、不思議じゃないやね。根拠なき悪口雑言あるいは風評をまき散らすために、子供ダシにすんなや。ガキの使い、地でやるな。

 

という気持ちになったこと、たびたびあり。

 

グローバリゼーションの世の中では、同時多発的に世界中で同じ問題が頻出するらしいので、あとはその問題に対して最も有効な解をいっちゃん先に出した人一等賞。

 

GoogleAmazonAppleFacebook。巨大IT企業が君臨する世の中では、格差は広がるばかり。換金しやすい技術や権利を持った人のフトコロには、日々大金が転がり込んでいく。

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花壇の花は、もうすぐ撤去。

誰もが知ってるような企業のトップや創業者ともなれば、大抵は何かしらの慈善活動に従事しているもの。妬み嫉みをかわし、必要以上に憎まれないという処世術であると同時に、大金が転がり込むシステムの上流にいる人が、お金が流れてこない下流不労所得を放出する「作業」だと思ってる。

 

ほっておけば、ただそのまま上流で貯まっていくばかりのお金。

 

今どきの経営者、あるいは創業者ともなれば、合理的思考の持ち主である可能性は十分にあり。非合理的な何かを合理的に変えたら、お金が転がり込むようになった体験でもあれば、その経験を他にも生かしたくもなるでしょう。

 

大富豪がしばしば自分の財団を持ち、貧困のような社会的課題に取り組むベースには、貯まっていく一方のお金を、使い道のあるお金に変えられたらいいよねという合理的思考もあると思ってる。

 

税の使い方、社会的再分配に不満でもあれば、なおさらその傾向に拍車もかかりそう。

 

別に社会的課題にだけ取り組む必要はなくて、そこは自分が支援したいもの。芸術振興とかスポーツ振興とか、何でもいいんだけどさ。

 

合理的なお金の使い方をしたい人は、非合理的な用途も、理念に合わないこともきっとお嫌い。

 

文化芸術振興にはほっといたって志願者が集まるけれど、貧困撲滅みたいな重いテーマには人も集まらない。お金を出す人がいても、お手伝いする人がいなかったら、どうしようもない。下手すれば、お手伝いする人への寄付で終わってしまう可能性もあって厄介。

 

ついでに相手が都市の貧困ともなると、面倒ごとの連続で、訓練されたソーシャルワーカーでさえ手を焼きそうなのに、付け焼刃でどうにかなるものでもなし。本当にどうにかしたい人は、組織力が大事だと知ってるから、結局は名前だけの団体に雇用されるはずもなく。

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フローズンさくらんぼ。去年の方が甘かった。

人も経験値も足りないのなら、人も経験も足りてる人を巻き込めばいいという発想は、わりと好き。

 

つながるはずのないもの同士をつなぐ。初期のインターネット的。

 

インターネットにはもう、よかった時代は戻らないと、壊したあとでのうのうと、きれいごと垂れ流してるより、よっぽどいい。

 

お休みなさーい。