クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

今日開幕して、いちばん早いチームで12日にゴールだとか。太陽電池が動力源だけあって日中しか移動しない(できない?)とはいえ、オーストラリア広いね大きいね。自動車メーカーはすべて撤退したオーストラリア。次世代産業として、ソーラーカーを推していくのかも。かもかも。

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三連休中日とはいえ、あいにくの天気

外界から隔絶した場所で、他人のドナーとなるために育てられた少年少女たちと聞けば『輝夜姫』がまず思い起こされて、どうにも食指が動かない、今現在とっても有名な作品。

 

誰かのために育てられる存在というのは、たぶんフィクションの世界ではお馴染み。

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大通公園の木も色づき始めた

臓器の一部が最上級のデザート。最上級のデザートを求める上流階級の間では、珍味として珍重されるため、幼い頃から養女としてキープされて育つ種族が出てくる話とか。そういや昔好きだった。

 

それは食べられる側からのお話だったけど、今読むなら、食べる側からのお話の方が読んでみたい。幼い頃から手許に置いて育て、成長を見守り、順調に成長した暁には、食べてしまうというその心理。わけわからん。

 

身の内に取り込む、一体化するということで、究極の愛情の形に見えなくもないけど、ようは美味しいものに目がないだけでしょ?とも言える。

 

食べてしまいたくなるほどかわいいんじゃなくて、美味しくなるまで見事に育て上げた自分へのご褒美なんでしょって感じ。

 

例えば夜更かしして寝不足の時。小人さんが現れて、掃除洗濯etc.代わりにやってくれたら安心して二度寝できる。こっちは寝てたり遊んでたりする間に、小人さんが代わりにお仕事してくれたら、不労所得がザックザク。

 

という形を突き詰めたのが、奴隷労働。

 

自分が豊かになりたかったら、誰かに無償奉仕させてしまえという発想。奴隷だと外聞が悪いから、家族とか小人さんってことにすればちょっとファンタジー。ファンタジックな響きに代わっても、やってることは非道。

 

経済的理由で戦争は起こらないとする主張をどこかで見かけたけれど、無償奉仕という労働力を手に入れたいからという理由は、立派に経済的理由になりうる。

 

食洗器にルンバ。エレクトロニクスな先進国に住んでいると、無償奉仕代わりに頼りになりそうな戦力はいろいろあるけれど、安定した電力供給が望める、先進国専用の戦力。

 

エレクトロニクスなパワーとは縁が薄かったら、人力に頼るしかなくて、人力に頼るんだったら時価の安い人を狙えという理路が成り立つから、紛争続きのエリアにとって受難はすぐそこ。途上国を中心に人身売買が増えてるらしいのは、不気味な兆候。

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ほんとはとっくに夕暮れなのに、写真だとそうは見えない。

紛争が起こると、そのエリアごと人の時価も安くなるから、争いを望む人は、より奴隷労働を望む人。という認識でいる。他者を軽く扱える人は、他者から軽く扱われてきた人ってことで。

 

お休みなさーい。