紅葉のはやい札幌では、そろそろ葉っぱの色も変わり始めてる。見頃となるのは10月初旬か。本格的な紅葉の前に、秋の気配を求めて京極ふきだし公園まで行って来た。
チラホラと色づき始めるその辺の木。
残念ながら羊蹄山のてっぺんは雲に覆われ、蝦夷富士と呼ばれる優美な姿はなかなか拝めず。時々雲が切れる瞬間もあったけど、アマチュアカメラマンがそんなシャッターチャンスをモノにできるはずもなく。堂々と雲隠れした羊蹄山の写真でお茶を濁しておく。
来たね、ふきだし公園。お久しぶり~。夏に来たい場所だけど、夏のニセコ方面は遠方から来る観光客で混み合うから、近頃敬遠してる。“鄙びた”風情が味わいたいから、空いてそうな時期に行くのさ。
水の音が癒し。
わざとらしいBGMをスピーカーで流す必要もないほど、水の音が癒しになる。自然の音しか聞こえないところが、いいんだよ。
相変わらずの清流に、やっぱりお金投げ込みたい人のためか、ちゃんと“ここに投げいや”と言わんばかりの的アリ。
ハート型の葉っぱがキレイに色づいた、この木はカツラの木。囲碁や将棋の盤にもなってるんだとか。
ちょっと引いた場所から見る紅葉。キレイねー。地味だけど。仏像その他の周囲にも枯れ葉が舞い、夏にはない風情がほんの微かに感じられる。苔マシマシだと、もっと風情あり。
ふきだし公園内の売店で買ったあげ芋おつまみサイズと、途中の道の駅中山峠で買ったメロンを、公園の広場で食べる。
京極町付近では、めぼしい飲食店が見つからないのが惜しいところ。あっても、終日営業のところも少なし。
色づくナナカマド。
根元だけ白く塗ってあるのは、虫除けか???
前来た時には工事中だった、219段の階段を上る。言うはやすしで、途中でギブアップしたくなるけど、デモデモダッテで上るしかない。フラットな道をどれだけ歩き回ったところで、さして筋力アップには繋がらないことを痛感したね。上下運動大事。
登り切った展望台からの眺め。いい眺めだね~。地味だけど。周囲に広がるのは桜の木か?近隣の人にとっては、ひそかなお花見スポットとなってるのかも。かもかも。
羊蹄山、いったいどこから登るんだ???と思っていたら、こんなところに登山口への入り口があった。1000メートルまで車で登れるといいんだけど。そんなわけにはいかんよな、国立公園だし。
燃えるような秋、という景色ではないけれど。人も適度に少なくて、“鄙びた”雰囲気を味わえるからいい。
畑も茶色に変わってた。
帰りは渋滞に巻き込まれて想定外に遅くなったので、夕食は外食に変更。
ちゃんぽん、久しぶりに食べた。麺もスープも美味しくて、今まで食べたどのちゃんぽんよりも美味しかった。リンガーハットにプラスアルファという、貧困なちゃんぽん経験値しか積んでないんだけどさ。
お休みなさーい。