クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

  • 元島民による北方領土への墓参、渡航手段を船から飛行機に切り替え初の実施
  • バリ島で火山噴火の恐れにより住民避難、警戒レベル最高位に引き上げられる
  • 羽生結弦選手、シーズン初戦で自身が持つSP世界最高得点更新

今年の夏、知床に行ったついでに知床峠を越えて、羅臼にも行って来た。距離にして30キロほど。大した距離じゃない。大した距離じゃないけど雰囲気は大いに異なって、羅臼は国境の街。くっきりはっきり目視できて、何なら泳いで渡れそうな近さで国後島が見えた。すぐ近くに見えるのに、行き来もままならないのは切なかろ。と、思った夏の思い出。

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たかが交通手段を切り替えるだけでも、合意が必要とか。国と国とのやり取りなんてそんなもんで、“なし崩し“が通じるわけがない。

 

エキゾチックな景色が広がっているのか、それとも辺境の景色はどこも似たようなものなのか。わざわざ知床まで足伸ばしたんだったら、ものすごーく単純に、せっかくだから珍しいものを見てみたいと思う脳。

 

ハリケーンイルマがカリブ海を襲ったあと、距離的に近いアメリカだけでなく、イギリスやフランスなどの宗主国も、被災地支援(視察?)に熱心だった。

 

エキゾチックな土地で住民もエキゾチックかもだけど、自国の法慣習や文化が通じる場所。経済的な係争がもし起こったとしても、国境をまたいだ時ほど面倒じゃない。そんな場所は、投資にすごく向いてそう。

 

資産保全には熱心になれるものだから、何かあったとしても現地調査くらいどってことなし。自分の財産を守るためと思えば復興にも力を貸し、災害の元を絶とうと大規模災害化の原因となる気候変動リスクにも敏感となる。

 

資産だと思ってもらえると贔屓もされやすく、何かあった時にも人道支援を兼ねた資産保全活動に、率先して取り組んでもらえる。という例として、眺めてた。

 

そうありたいものと真似るのは、ちっとも悪いことじゃなし。

 

一見しただけでは何がどうなってるのかわからない、複雑な金融商品で一般人が儲けを出すのは難しい。ハイリスクハイリターンで、リスクが高いものは予想リターンも高く設定されているけれど、ハイリスクとはつまり賭けの要素が大きいってことで、賭け事は結局胴元が勝つようになっている。

 

胴元が勝つに決まってる賭けに、お金捨てるバカは次から次へと見つかるもんじゃなし。“お付き合い”でやむを得なく参加させられる場合は、さっさと負けるに決まっていて、逃げるが勝ちって、そういうことよな。

 

お金は増やすより減らさない方が難しくて、高額納税者の人は、税金納めるまでがワンセット。

 

累進課税制度は、上から下まできっちり階級が固定化された、雇用の流動性の低さとワンセット。だと思ってる。階級が固定化されて、経済的下克上がそうそう起こらないなら、取れるところから取れるだけ取って原資拠出させて、強制的に社会全体の再配分を手厚くするしかない。

 

公教育が充実するのは、こういう時。経済的自由を求めて日本を後にする人が増えるなら、公教育の充実で階級移動への梯子をかけて、減った分を取り戻す。

 

累進課税制度が強化の方向へ動いたら、階級の固定化も強固になるサインで、緩和の方向へ動いたら、階級の固定化もゆるやかになる兆し。と、勝手に思って世間眺めてる。

 

週末なのに、天気悪くて残念さ。

 

お休みなさーい。