クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

残暑

残暑が厳しい。。

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8月も終わろうかという北海道なのに、日中は30℃近くまで上昇し、汗が滴り落ちる。明日は北海道マラソン。なのにこの暑さはきっと想定外。例年だと、残暑気分ももっと盛り上がってる頃なのにさ。

 

大通公園では会場設営もすっかり終わり、通り掛かっただけの通行人にまで、大会スポンサー企業が菓子パンを無料で配ってた。タダでもらっといて何だけど、私はコーンポタージュ風味蒸しパンより、豆パンホイップの方が良かったんだけど。

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会場で山積みになっていたミネラルウォーター。

 

あまり見掛けない商品だけど、こちらもやっぱり大会協賛品。例年のことなのか、今年から参入なのか。こういう売り込み方もあるんだと、感心したさ。

 

きっとあるに違いないと思っていた、スポーツウェアの即売ブースもちゃんとあった。残暑厳しくて(=つまり汗をかいている)会場が混雑していなければ、試着してみたいステキスポーツウェアも見っけ。

 

ダイエットだスポーツだ、体を動かせとの声が大きい割には、ステキスポーツウェアとの出逢いは少なくて、形、ガワから入る派としては、それだけハードルも高くなる。

 

今年の夏休みは、世界遺産にお出掛け。

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トレッキングし放題で各種アクティビティも揃った場所だったのに、なぜかアクティビティ意欲は沸かず。何しろ移動時間が長いから、終日移動日になることを見越した初日なんて、スカートさ。

 

が、それでもそれなりに満喫できた。さすが世界遺産。限りなくハードルは低かった。何年かしたらマチュピチュみたいに、世界的ホテルチェーンが進出してるかも。かもかも。サンダルにワンピース、ついでに日傘を差してるような人でもOKで、懐が深かった。

 

達人やリピーターになればなるほど、楽しみ方もワイルドに傾くのかもしれないけれど、こちらはビギナーかつ、そもそもそんなにアクティブじゃない人。

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 フラットな道なら10キロ歩いてもヘーキだけど、段差があるときつかった。普段から筋肉らしい筋肉を使ってないことが、よーくわかった。

 

北海道もアチコチ行ったけれど、「さいはて」感が薄かったのも、世界遺産ならではか。そういや欧米系外国人観光客はほとんど見掛けなかったのは、単なる偶然なのかそれともなのか。

 

何しろ移動距離がでっかいどうで山道だから、車にバイクに自転車と、皆さん各々が好きな“乗り物”に乗って移動するなか、唯一見掛けた歩行者が欧米系外国人だったのも偶然か。

 

自然豊かな場所をいっちゃん満喫できそうなのは、徒歩、トレッキングだとわかってはいても、駆け足であちらもこちらも行こうとする都合上、頼るのはやっぱり車で、“乗り物“。

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北海道あるあるで、宿や食べる場所にも困るせいか、キャンピング用品とともに移動中のチャリダーマンをたくさん見掛けたけれど、辺境ではきっとそれが最適解。

 

丁寧に淹れたハンドドリップのコーヒーまたは紅茶と美味しいケーキが揃った辺境に、いずれはなるのか、否か。辺境でも美味しいコーヒーや紅茶とケーキが欲しかったら、自分で作るのがいっちゃん早い。今んところ。

 

光あるところ影もありで、すぐ近くなのに世界遺産とその他との落差もまた激しくて、落差もくっきりはっきり。

 

観光客や観光業に振り回されて引っ掻き回されるくらいなら、実業で行くよろし。となるのもある種の必然で、性格の違う土地を一度に何箇所も横断すると、不連続性もくっきりはっきりだった。

 

「さいはて」感を満喫したかったら、やっぱり冬季、真冬に限る。

 

真冬に辺境にまで出掛けていくのは大変で、大変だからこそ「さいはて」感もいや増して、思えば遠くに来たもんだ、と遠い目になれる。

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(これは真夏の花、百日紅

一面の緑は既視感の方が強すぎて、死にそうな目にでも遭わない限り、遠い目にもなれない。

 

お休みなさーい。