クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

空と海と一面のゆり。今年もオーンズ春香山ゆり園に行ってきた

そういや今日は山の日だった。お盆休み前に祝日が出来たことで、半強制的にお盆休みウィークが長くなるマジックかな。

 

デパートのお菓子売り場が常になく混雑してると、帰省&観光シーズンも本番って感じ。幕切れも、あっけなくやって来るんだけどさ。

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天気のいい日に、小樽にある「オーンズ春香山ゆり園」に行ってきた。今年で2回目。去年は7月の下旬に訪問。去年とは、見頃となるゆりの花の種類がちょっぴり違ってた。

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 (写真で見ると、空と海の境目が非常にあいまい)

どこまでも青い海、どこまでも青い空。おまけに咲き誇るゆりの芳香があたりに充満し、桃源郷ならぬ百合源郷。あるいはシャングリラの方が、より近いかも。かもかも。

 

今年は7月に猛暑が襲ったせいか、麓のゆりはすでに枯れ気味。去年は早咲きのゆりが満開の頃に訪れたので、感動もワンランクダウン。

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同じ場所で人を感動させ続けるのは、大変やね。。

 

去年はリフトに乗って空中散歩を楽しんだけど、今年は自力で登ってみる。

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大した高度があるわけではないけれど、実は結構な斜面。そもそもスキー場だしな、ここ。そりゃもう登り甲斐がある。登るつもりの人間は、フラットシューズ必須。

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ちょっと登っただけで、この絶景。心洗われまくりで、登り甲斐もありまくり。海が見えるところが高ポイントさ。

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去年は見掛けなかった色合いのゆり。きれいねー。

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札幌と小樽を結ぶ札樽道を見下ろし、右側に見えるのは石狩市。ポツンと海に浮かぶ船は、クルーズ船かそれとも海上保安庁の船か。

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距離は大したことなくても、傾斜がきついせいか汗だくになる。視界をかすめるリフトが眩しい。。

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(船にズームイン。やっぱり海上保安庁っぽいな。)

小休止ポイント。去年と違い、今年は雑草が目に付く。

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夏真っ盛りで雑草も伸び盛り。雑草抜くのも大変やな。。先は長い。

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まだまだ続くよ、ゆり畑。

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目指すのは、あそこ。400メートルって結構な距離なんだな。平らな道だと何ともないんだけど。麓のゆりは枯れ気味だったけど、登るにつれて、ちょうど見頃となったゆりが出迎えてくれる。登れば登るほど、涼しいせいか。風が気持ちいい。

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去年は上りも下りもリフトを使用したので、気が付かなかった観光地にありがちなブツ。ない方がステキやん。

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とは思うものの、こういうのが好きな人の方がメジャーなのかも。でも、そもそもこの場所自体が、マイナーだと思うんだけどさ。少なくとも現在は。

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まっすぐに続く、石狩の産業道路。自然発生的に発展した街では、まず見掛けない建築物だから、もの珍しい。さすがでっかいどう。

 

山の日にちなんでか、NHKでも山登り番組をやっていたけど、山登りする人が被るヘルメット(でいいよね?)にモンベルロゴマークがばっちり写り込んでた。あらNHKなのに。。という違和感を抱く人も、そのうち少数派になるに違いない。

 

思えばJRにNTT、古くはJTBだって、そもそも国営だった。国営あるいは公営だったものが民営化されることは、ないわけじゃない。

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山頂カフェまで、あともう少し。振り返れば絶景。風は心地よく、心が洗われる絶景指数250%くらい。スキー場をお花畑などの景勝地にした観光地、3、4ヶ所ほど知ってるけど、ここがいちばんステキ。今のところ。

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公共放送が民営化されて民間の資本を受け入れるようになったら、不偏性はどうなるのよという問題もあるけれど、どうせならNHKBBC、その他各地域の公営放送ばかりを集め、“政治的に中立”をうたう動画プラットフォームがあってもいい。

 

受信料に頼らないのなら、コンテンツを世界各国で配信して稼ぐスタイルに変え、新しく作るコンテンツには自国の製品ファーストで、国内資本100%の商品をさりげなく使用してネイティブアドの場として使うとか。

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そんなことはまったく考えずに、標高300メートルの山頂に到着する。

 

去年はなかった(らしい)、山頂展望台。It’s New(らしい)。

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うっすらと海の彼方に浮かぶ暑寒別岳。7月でも残雪の残る、ごっつい山。札幌に来たばかりの頃は、一か月に一度くらいはトレッキングでもするか?とか思ってたのが遠い昔。自然豊かな場所は、だいたいどこでも熊と遭遇しそうで、イヤ。

 

テレビあるいは動画は、勝手に喋って勝手に動くカタログで、服やアクセサリー、あるいはインテリアを見せるのにちょうどよし。あれいいなーと思ったアイテムを、瞬時に検索できて、瞬時に買い物カゴに入れられたら無駄使いがはかどってしょうがない。

 

喉が渇きすぎたので、ゆりソフトクリームではなくいちごスムージーを選ぶ。ゆりソフトクリームは、ゆりの香りがちょっぴりした。

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富士山を制覇した人が次に目指すのはエベレスト、アジア最高峰にして世界最高峰なんでしょ、きっと。

 

下りはリフト使用でらっくらく。ワンシーズンに一回は来たい場所。一度はナイターで見たい。シーズン中は一回しかナイター営業しないから、貴重なんだ。

 

waltham7002.hatenadiary.jp

 去年はこんな感じ。去年の写真の方が、いい出来。今年はバッテリー切れと闘いながらだったからな。。

 

お休みなさーい。