夏真っ盛りで夏祭り真っ盛り。
なのに、夏休み真っ盛りではないところが色々と不幸のもと。
しょせん、日が沈めば今の季節でも上着が欲しい北国なんで、暑さがストレスになることはなし。暑さ、猛暑がストレスになる場所では、どうだか知らね。
50代前半で親が大正生まれだと、遅くに生まれた末っ子か。
大正最後の年生まれでもまだ90歳代。「まだ」と言えてしまえるところが高齢化社会で、昭和前半生まれの人に、時代についてきてもらうのは、大変さ。
ついてきてもらうのは大変だから、もっとも接点のある場所から否も応もなく変えてしまい、強制的についてきてもらうくらいしないと、きっと無理。
病院とか、スーパーやコンビニとか。
文字が大きくて、お年寄りにとっての使いやすさをアピールした携帯があったように、機能を限定した使い方サポート付きタブレットを通販サイトで見つけた。どこの製品かは知らないけど、わりと安かった。iPhoneやiPadより圧倒的に。
どこのサイトで見つけたか思い出せず、追加でアプリが入れられたかどうかは定かではないけれど、「機能限定」だからこそ老親にだって薦めやすい。
これから初めてスマホやタブレットを触ろうとする人に、何が適切で何が適切ではないかを説明するのは、難しすぎる。だったら最初から出来ること、機能を限定し、安全な範囲で使ってもらう方が安心さ。とは思うけれど。
今kindleで読んでる本は、最初から「著者が重要だと思う箇所」にハイライトがつけられていて、くだけたテーマの本なのに、まるで教科書でも読んでるような気分になれる。
最初からハイライトされていると、重ねてハイライトしようとは思わないところがポイント。
ココ重要と思った箇所に、自らハイライトを引く行為は能動的だけど、あらかじめハイライトされていれば、受け身になる。
テレビであるセリフだけ切り取られたテロップ、前後の発言や文脈を無視して編集されたTwitterまとめのように、そこだけ読めば十分なピンポイントを繋げれば何らかの感想文ができてしまうのなら、布教っぽい。教科書的でもあるけれど。
そもそも肩の力を抜いて、軽く読み流せる読み物。格闘するつもりなんて毛頭ないけれど、布教があからさまだとちょっと引く。
ちょっと引くけれど、他に読みやすく噛み砕いた類書に乏しく、主張は強いものの、そこまで害にもならなさそうだと、まぁいいやとなってしまう。
面倒なことを他にやっている例がなければ、多少の難はあっても任せてしまう害。一利一害ってことで格安タブレットも、気が付けば健康食品や便利グッズの、便利な広告宣伝ツールに化けてそうで、そこは懸念事項。
面倒なことを他人に任せると、大抵ろくなことにはならんわな。
お休みなさーい。