クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

おしまいの雨が降る

そんなに休みが欲しけりゃくれてやるよ、1ヶ月分。その代わり給料も11ヵ月分な。と言われ、迷わず受け入れられる人は上級国民。

 

グローバル企業勤務の高給取りが、東京ほど多くない京都で高級賃貸マンションに住めるのは、間違いなく上級国民。どこの国の人かは知らんけど。持てるものから存分にふんだくる方が、持たざる者同士が殴り合う、万人の万人に対する闘争より、億千倍もましさ。

 

連日続いた観測史上まれに見る猛暑も、これまた観測史上まれに見る豪雨によって速やかに去った。やれやれ。ひと雨降ったおかげで、すっかり涼しくなりました。

 

暑いと欲しくなるのが、アイスときんきんに冷えたビール。

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さっぽろ大通ビアガーデンは7月20日(木)スタート。会場もほぼほぼ出来上がり、アルバイトさんたちの研修も大詰めか。もちっと猛暑、続いてくれてもよかったんやで?と関係者なら思ってるのかも。かもかも。

 

大通公園で行われるイベントの中でも、飛び抜けて注目度が高いせいか会場も年々立派になっている。

 

ここ数年は、雨に備えてのテント化が特徴なんだとか。そういや増えたね、テント。天気を気にせず出掛けられるのはいいやね。

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(札幌ドイツ村会場)

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サッポロビールの会場)

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(キリンの会場)

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(アサヒの会場)

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サントリーの会場)

 天気がいい時に撮ったものと、そうでない時に撮ったものが混在。

 

テントがなかった時代のビアガーデンを見てみたい。きっと今よりもっとのどかな景色だったんだろう。

 

会場を歩いていると、各社一押しのビール銘柄がよくわかる。

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サントリーはモルツ押し。

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アサヒはスーパードライ押し。スーパードライ誕生から、すでに30年かと、遠い目になれる。月日の経つのは早いもので。各社横並びっぽいビールに、初めて個性的なビールが誕生した!的な受け止め方をされてたように、記憶してる。

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 キリンは今でも一番搾り押し。

 

定番こそが、もっとも売れてるんだなきっと。

 

ビールの味には疎くとも、この3つの中からスーパードライを選べと言われたら、目隠しされてもわかるような気がする。

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「希少ホップ」という言葉を仕入れたので、メモメモ。世界生産量1%未満のホップのことだってさ。品種名は“ポラリス“とのことで、どう考えても北海道とゆかりが深そうなネーミングながら、ドイツ産ですかそうですか。

 

サントリーはモルツ、キリンは一番搾り、アサヒはスーパードライ。ならサッポロビール一押しの銘柄はなんじゃいな???と思ったら、こちらは黒ラベルとクラシックのふたつ押し。北海道限定商品だしな、クラシック。ここで押さなきゃどこで押す。

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おぉこちらは、富良野産のホップを使ったものか。原料のホップにこだわるあたり、スペシャルティコーヒーみたいだね。ビールの世界も差別化を目指したら、結局は素材に行き着くのか。

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野外ステージはスクリーンで遮られ、期間中は映像でも流すのか。広告流すのなら、もってこいの場所。機会は有効に使いたいわな。

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キリンの会場には予約席まであり、グループや団体での利用もこれなら安心。

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サッポロビール会場のテントの屋根には星が飛び、サムネイルにも思わず使っちゃう。一見すると、企業色が薄くてフォトジェニックだから。

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あらステキと思う何かを用意しておけば、アマチュアカメラマンやインスタグラマーが、勝手に宣伝してくれるよSNSで。

 

東京ドームホテル札幌は、今では札幌ビューホテル大通公園になった。リーズナブルで美味しいケーキやスイーツが味わえた眺めのいい喫茶室は、ブッフェレストランになるらしい。現在は工事中。オープンするのは9月だとか。

 

サッカーワールドカップにF1にフィギュアスケート大会に。企業名はチラッとしか画面に映らないけれど、チラッが何万回にもなれば、サブリミナルで企業名も刷り込まれる。

 

万を超す人が実際に訪れ、季節の風物詩として勝手にニュースに取り上げられるような大規模イベントに、広告出稿が許されるのは実体もあればお金もある企業だけ。名ばかりの企業はお呼びじゃない。

 

画像検索の精度が上がれば、あらステキと頻繁に取り上げられる場所やイベントも絞り込める。チラッが何万回にもなるリアルな場所やイベントを特定して、この場所に広告いかがっすかという営業活動、すでに始まってるのかも。

 

あるいは、ベストショットを狙った時に必ず写りこむ場所を先に押さえておいて、その場所にガンガン人を呼び込むというのもありかも。かもかも。

 

画像として認識してしまえば、言葉はいらない。ここに行ったら、これ覚えておいて。言葉が通じない人には、その方が伝わるやね。

 

お休みなさーい。