クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

晩夏

ブルーベリーが食べ頃を迎えている。ひと様の家の庭先になってるものとはいえ美味しそうで、つい摘み食いしたくなる。実行はしないけどね。

 

台風の影響でここ数日風が強かったせいもあり、まだ青い栗の実が地面にコロコロ転がっている。気付けば日が暮れるのも早くなって、日差しはまぶしくても風は冷たい。8月も終わりだからすでに晩夏の気配。短い秋も、もうすぐそこ。

 

明日の北海道マラソンが終われば、大通公園さっぽろオータムフェストの準備に入る。秋だねぇ。

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(季節とはあまり関係なく、パフェの写真)

テレビで大曲の花火大会を見ていた。それなりにテレビは見てる方だけど、旅行番組や紀行番組のような“毒にも薬にもならない”番組ばっかり見てる。CMスキップ機能を使って録画した番組を見る方が多いから、テレビは見ていても、テレビCMはほとんど見ない。

 

そのせいで、芸能人の名前をほとんど知らない。スキャンダルとセットでネットニュース(芸能ニュースも見ない)に上がってきてはじめて、こんな人が居るのねと認知する程度。

 

世の中の人が芸能人やスポーツ選手の名前に詳しく、その動向に大いなる関心を寄せていることに、いつも驚かされる。別世界の人になぜそこまで熱くなれるのか、不思議でしょうがない。

 

関心が薄いから顔も知らず、顔も知らないから、思いがけない場所で広告になっている彼・彼女たちに出くわす逆にムッとする。そこに人の顔はいらんという場所で、お目にかかることもあるから。直近ではミネラルウォーターのボトルタグに、にっこり笑顔のタレントが進出していて邪魔だった。何年も愛用してるけど、その種の宣材に出くわしたのは始めてで、嫌悪が先に立った。

 

アイテムには、人、特にタレントの顔が結びつかない、切り離されているから安心して使える領域もあって、生活にかかわるものにはその傾向が強く出てしまう。テレビで広告を打つようなメジャーなブランドではないから、雑誌やアプリで広告塔になっていたのか。導線も見えないから、なぜヒョコっとそんなとこに顔を出したのか、ただ謎でしかなかった。

 

月が替われば彼女たちの顔も商品から消えていて、名前も顔も思い出せないまま、なかったことのように、もとのシンプルイズベストなデザインに戻ってる。

 

タレントだったからより違和感を感じたのであって、多分“わたしが作りました”的な生産者の顔だったら、そこまで嫌悪も違和感も感じることはなかった。

 

文脈が見えないと、ただただ場違いでしかなく、好悪より嫌悪が先立つものなんだな、と。

 

有名タレントと飛行機や新幹線で同じ車両に乗り合わせることなんてありえないけど、猫に小判で豚に真珠で、その価値がわからない人とたまたま隣になったとしても、きっとノーアクション以外とりようがない。

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(マンゴーかき氷は好き)

グロテスクな読み物をつい夢中で読みふけってしまって、Kindleのバッテリーを充電中。タレントの動向よりも、新型バッテリーの動向の方が、はるかに気になる話題。

 

お休みなさーい。