クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

父の日を祝う程度には保守的

父の日や母の日のようなイベントは、きっちり押さえておくタイプ。離れて暮らしていると、安否確認にもなる。年を取ると、身内以外には祝われることもなくなるので、せいぜい身内が祝ってあげましょというキ・モ・チ。

 

ついでに、「次回自分が試してみたい商品」のモニターも兼ねてプレゼントを選んでる。良かった悪かったと、忌憚のない意見が聞けるのでよし。

 

ブリテン・ファーストの掛け声は、尊王攘夷に似てるように思ったけど、いったん開いた開国の扉を閉ざす状況は、幕末の日本とはまったく違う。

 

鎖国、国を閉ざすと文明からは置いていかれるけれど、そのかわり文化は守られる。離脱か残留かは、文化か文明かの選択にも見えてくる。

 

同じ文化を共有している者に優しくするのは容易。文化を共有せず、なのに優しくすべきと文明人としての振る舞いを、要求され続けたら疲れもする。文化人が、文明人然として安穏としてられるには余裕が必要で、余裕がゴリゴリに削られたら、文化を捨てるか文明を捨てるか。どちらか一方を選びたくなっても無理はない。

 

ナニナニすべしで何かを選んだことはないし、選ぶつもりもない。こういう人間は、好き嫌いで語れる文化を選びがちなのよね。。

 

鎖国か開国か。常識的に考えれば開国の方が経済的メリットは大きいけれど、文化で人を呼べるのなら鎖国、連合体からの離脱でもいいように思える。文化でどこまで人を呼べるのか、お腹が膨れるのかが未知数で、文化的と呼べる都市なんて、しょせんわずかしかない。

 

イギリスではEU離脱か残留かが国民投票で争われて、なぜフランスでは同様の議論が盛り上がらないのか。そこはやっぱり国民性の違いでもあるのか。

www.nhk.or.jp

離脱派と残留派と。属性に偏りがありそうだと思っていたけれど、ビジュアル面でも際立っていた。これも番組を作った人の計算のうちか。

 

前代未聞の何かを選択するには圧倒的支持が必要で、賛成と反対が拮抗してるようなら、土壇場ではみんな怖気づく。前例がないことを容易に選択できるのは、本来失敗しても平気な豊かな人たちのはずなので、他国のことながら(というより他国のことなので)、どう転ぶかに注目してる。

 

暇つぶしにぴったりなトピックのおかげで、ここ数日は容易に暇がつぶせそうで喜んでる。

 

お休みなさーい。