クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

「選ぶ」と「選ばされる」と

春と秋のみ限定販売される無印良品の4コマノートを無事入手。まったく無地のノートよりも、適度に制約がある方が書きやすいせいか愛用してる。4月の終わりには満開を迎えた桜は、その後の荒天のせいで見頃を逃してしまった。場所にもよるけど、すでに葉桜の気配。

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ジェットコースターのように気温が乱高下するおかげで体調はよろしくない。コートを羽織れば汗をかき、コートなしでは肌寒くて咳とくしゃみを連発する羽目になる。ちょうどいいから遠い状態で、思えば暖房の効いた冬の方がちょうどいい状態になりやすいかも。

 

愚痴が多い人の共通点は、選んだという意識に乏しく、選ばされたという被害意識がベースにあるところだと思ってる。

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進路、仕事、伴侶。個人が直面する主なライフイベントで、主体的に「これがいい!」と選んだ人は、基本的に愚痴が少ない。個人の観測範囲内だけど。思いがけない暗黒面やイヤな面に遭遇しても、「自分が選んだことだから」という気持ちがストッパーとなって、必要以上にネガティブになることもない。ついでに主体的に「選べる」人は、だいたい何でも主体的に結論を出すことができる人なので、これはナイと思ったらあっさり方向転換する潔さも持ち合わせている。

 

他人の期待に応えようと、自分を後回しにして自縄自縛に陥ることもない。

 

選ばされた人は、選ばないという自由を行使できなかった人。そもそもが、何かしら不自由な状態にあったと考えられる。不自由で不本意ながらも選んではみたものの、やっぱり何かしら不自由な状態には変わりがないから、愚痴っぽくなる。

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学力や学費、相思相愛とはいかなかったなど、フリーハンドでは選べなかった進路に仕事に伴侶でも、その後何かしら不自由だった状態が解消されていれば、愚痴も文句も出ない。愚痴も文句も頻繁に出る場合は、不自由な現状に変わりがなく、しかも「選ばされた」という意識がインセンティブとなって、遠慮なく愚痴や文句を垂れ流す。

 

新しく選ぶ何かが不自由さの解消につながっていればともかく、不自由さを助長するようだったら、魅力も半減。愚痴や文句が出る状態に自身を置きたくないから、選ばない自由を贔屓にし過ぎてる。その代償が孤独でも無問題。寂しい時もあるけど気楽よと、あっけらかんとしてられる状態が好き過ぎる。

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僕たち・私たちは不自由よねと、みんなで一緒に唱和する趣味は持ち合わせていない。

 

自分のために書いてるブログだから、自分のための備忘録として書き留めておく。

お休みなさーい。