文字いっぱいと写真いっぱいのエントリーを、できるだけ交互にアップしていくのが理想。
なかなか止まらない九州の揺れ。九州には親戚がおり、毎年今頃の季節にはタケノコを送ってくれる。でも今年は、湯掻いたタケノコつまりナマモノかつ要期日指定なブツを出そうとしたところ、空港便の予定が立たないからと宅配便も断られたらしい。さもありなん。落ち着くまで送れないわと申し訳なさそうに電話があったけど、そこ全然謝るところじゃないから。
パンケーキの素を使って、「スコッキー」を作ってみた。
作り方は超簡単、レシピ通りにすぐできた。
(使ったパンケーキの素はコレ)
焦げ過ぎず、かつ中身には火が通るよう、焼き加減にはやや悩んだけれど、家庭用のおやつならこんなものでしょ。
不細工な方には、砕いたアーモンドを入れてみた。チョコやレーズンを入れても良さげ。
ホットケーキあるいはパンケーキは、のどに詰まる感じがあまり好きじゃない。食感がやや苦手であまり食べないけど、「スコッキー」でミニサイズかつ表面サクサクにしてみたら、食べやすくなった。貰い物のココナッツ味パンケーキの素もこのレシピなら消化できそう。
お菓子作りで最も面倒な計量済みで、作ろっ!と思い立ったらすぐできた。あら便利。お世話になったパンケーキの素は、北海道産の小麦粉・バターミルク・砂糖を使用した、オール北海道ちっくなところがいい。
ドライブ先で見つけた、岩見沢にある『ノースファームストック』の店舗兼カフェにて入手。岩見沢は札幌から距離にして55キロ、時間にして1時間ほど。渋滞知らずだから、ちょっと遠出するのに手頃な距離。
『ノースファームストック』のジャムやナッツ入りはちみつは、小洒落た雑貨屋さんでもよく見かける。岩見沢が本店とは知らなかった。
(こんな景色の中に突如出没する、お洒落空間)
外見もスマートで小洒落てるけど、中もお洒落だった。札幌ではあまり見かけないような商品も多数でテンションが上がった。ジャムとかスプレッドとかディップとかジュースとか。パンと相性がいいアイテムが揃ってる。
ノースファームストックの公式HPにはディーン&デルーカを初めとしてよく知る名前が並ぶ。セブン&アイのオムニ7でも取り扱いがあるくらい、販路の広い商品。
パンにケーキやクッキー、時間のある地方の人は手作りする。都会で忙しい人は時間を節約するアイテムが好きだけど、地方でのんびり暮らしてる人は、時間を潰せるものが好き。
カフェは別として、パンやケーキを売るよりパン食に合いそうなものを取り扱っていて、目のつけどころが鋭すぎ。休日のせいもあって、駐車場も車でいっぱい。次から次へと人が訪れていた。食品だけでなく小洒落た雑貨も取り扱っていて、店内そのものが“素敵な生活”の見本みたい。
店舗も商品も、地方とはいえ都会と遜色のないお店や会社が増えている。昔から変わらず愛され系の商品もある一方で、原材料もすべてローカル産を謳うことで、ローカルならではの特色を売りに全国展開しているものも多数。
ノースファームストック見てたら、突如思い出した。
オンライン連載をまとめたもの。すべてではないけれど、一部には連載中から目を通していた。
地方だから、リスクを取れば勝てる(本文より引用)
の見本みたいだった。ゴンチャロフやヨックモックみたいに、いつの間にかお中元お歳暮など贈答用カタログのレギュラーになっていたノースファームストック。地元ではカフェも展開していて、物販だけでなく飲食でもそれなりに売り上げてそう。
変わらないように見えて、地方も着々と変化している。そのうち札幌やどこかの都市にもカフェや飲食店出してても驚かない。元々は家庭用金物を扱っていた会社だったとか、信じられない。
信じられないけど、売れるものを模索してるうちにこうなったと思えば納得で、良い方に変われて良かったねと思うお店だった。あずきジャムも好きだけどカプチーノジャムも美味しそうで、明日の朝食は、スコッキー+カプチーノジャムなのさ。
お休みなさーい。