クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

純喫茶で思いがけないメニューに出逢うヨロコビ

チェーン店のカフェや喫茶店が画一的な工業製品なら、純喫茶はアート。そのたたずまいやメニューには、チェーン店にはない味わいいっぱいで、ついでにオドロキも潜んでいるので、やめられない。

 

まずはじゃじゃん、札幌駅前の大人気純喫茶店「サンローゼ」の、焼きそばスパゲッティ

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 焼きそばの麺をパスタに変えてみた、イタリアンと縁日の屋台が合体した、世にも不思議なマリアージュ。不思議に美味しいんだな、これが。自宅で再現しようと試みるも、上手くいった試しがない。油なのか?ソースなのか?具は焼きそばとまったく一緒。玉ねぎ・キャベツに・ハムとかそんなもん。なのになぜか再現できない。学食のパスタなどと同じく、美味しかったあの味がどうしても自宅で再現できない系食べ物。紅ショウガがアクセント。

 

続いてのエントリーは、カレースパゲッティ。

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西8丁目にある大人気汁なし担担麺のお店、「175℃DENO~担担麺~」本店のお隣にある純喫茶「オクラホマ」のもの。ドライカレー的なものを想像していたら、カレールーがかかったパスタが出てきて驚いたさ。付け合わせは、潔く千切りキャベツのみ。そこはかとなく辛いカレースパ→千切りキャベツのループが、魅惑的な組み合わせで、シンプルイズベストな食べ物だった。

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カレー繋がりだけど、こちらはカレーピラフ。

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ピラフにカレーがかかってる。うん、何も間違ってない。間違ってないけど、ドライカレーを想像していたので、微かなる失望感とともに味わった。お味には満足。ピラフにだって、カレールーかけたっていいんや。それが自由ってもんよ。

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 ちなみにこのお店も、「175℃DENO~担担麺~」の支店のすぐお隣。「175℃DENO~担担麺~」の出店戦略がたいへん気になる今日この頃。

 

こちらはシンプルにオムライスで。メニューにミルクセーキなんて懐かしい物も並んでいる、札幌医大の目の前にあるビルの地下街にある喫茶店「」。

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ビルもお店もわりかし年季が入っているけれど、店内は広々として清潔で居心地がいい。付け合わせのサラダにグレープフルーツが入ってくるのが嬉しい。今も白衣姿の人が食べに来てたりする。往時はきっと医大関係者で賑わっていたに違いないお店。ランチの親子丼が絶品の「宮崎地鶏ぢどりや日向」と同じ並びにあるお店。

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 こちらは同じ「」のメニューを自宅で再現したもの(写真撮り忘れた)。

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コーン入りバターライスにミートソースをかけたもの。そうか、ミートソースもご飯にかけていいのね、と目からウロコが落ちた一品。こういう発見があるから、純喫茶探検がやめられない。

 

こういうお店にも行って、懐かし系以外の食べ物も食べてるよアピール。

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北菓楼の豆入りデニッシュパン。軽くトーストしても、このまま食べても、豆パン好きとしては嬉しい一品。砂川市に本店のある北菓楼もまた、札幌に本店をオープンする予定。歴史的建造物である、道立文書館別館をリニューアルして2016年春にオープン予定。

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おぉ札幌スイーツ戦争勃発か。がんばってねきのとやさん。目立つ場所に札幌本店がないと、北海道スイーツとしては厳しいね。美味しいものの競演は、消費者にとってはいつでも喜ばしいこと。

 

 続いては、フードが大変充実した純喫茶「珈琲館ばるびぞん」焼きカレー

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カレーに餃子トッピングしたり、焼きカレーにしたり、北海道民カレーのアレンジについて天才的すぎるだろ。前菜もついて満腹になれる。

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ここからはスイーツで。

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お菓子もKAWAIIでせめてくる。かわいすぎるアイシングクッキーは多分ステラマリスのもの。

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 そして、白いブラックサンダーに続くご当地菓子として次代の星となるか「きのこの山ホワイトプレミアム」。お店の人、今よく売れてるんですよーとイチ押ししてた。

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(小分けパックされてるので、職場用のお土産にピッタリ)

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すべてはホワイトチョコレートから始まった。ホワイトチョコレートがある限り、北海道スイーツは何度でも生まれ変わるのさ。フェニックスや。

 

ほどよく新しいものと古い物が混ざり合っているので、街歩きが楽し過ぎ。

 天気のいい日には、カメラ片手にウロウロしてる。

 

お休みなさーい。