ナナカマドが赤く色づく季節になった。天高く馬肥ゆる秋。
馬ならぬ札幌市民も肥え太らそうと、サッポロオータムフェストも絶賛開催中。
すごいね、早朝でも雨降ってても平日でも人出あり。夕方ともなると、仕事帰りにチョイ飲みを楽しむ人でそりゃもう賑わってる。
誰かと一緒に来るのももちろんだけど、意外とおひとり様もよく見掛ける。場所が公園だけに、ひとりでフラッと訪れた人が孤独のグルメちっくに佇んでたり、あるいは夕食がわりにテンコ盛りにした何かをがっついてたりする。好きなように味わったもん勝ち。
そんな中、丸井今井の隣に、『ル・トロワ』がオープン。
ドラッグストア「アインズ&トルペ」を経営するアインファーマシーズがオープンさせた商業ビル。グルメにコスメにエステに、上から下まで女性仕様。ここに男性一人で来てる人何なの?と訝しく思える場所。
このビルの目玉としては
・人気のパン屋さん『どんぐり』が出店、カフェスペースもあり
・スウィーツブュッフェ『アリス』が入ってる
ところ。この二つが一番賑わってる。あと、アインズ&トルペの売り場もB2階から4階までと、4フロアに及んでいて、広い、選びがいがある。東急ハンズとロフトの強力なライバル。女性向け商品が一堂に会しているから、こっちの方が買い物しやすい。
(外国人観光客獲得にも力入れてる。)
9月12日にオープンしたばかりの『ル・トロワ』も、新しいもの好きな人でたいそう賑わってた。さっぽろオータムフェストの帰りに寄れるからね。オープンする時期も、考え抜かれてる。
ビルのオープンが先行していて、いくつかのテナントは10月のオープン待ち。上階はやや閑散としてた。えぇ上から下までじっくり拝見してきまし たとも。オープンしたばかりなので、どのテナントにもお祝いのお花が届いてる。取引関係が透けて見えるので、閑散としたフロアでも楽しめる。
お祝いのお花を眺めていると、税理士事務所からのもの多し。地方では、上場ゴールならぬ目抜き通りへの出店がひとつのゴールになるのかも。その土地に馴染みのないニューカマーは、とりあえず目立つ場所にあるお店に足を運ぶから。
ほうほうなるほどと、ひと通り館内を見て廻った後は、ブック・カフェ『ライナーノーツ』へ。
円山クラスにも入っている、なにわ書房が経営するお店。ブック成分少な目で、グッズが充実してた。円山クラスのお店より、内装はぐっと若返ってる。置いてる本も、料理や器関係に特化してる。ビル内にはお料理教室もある から、思いっきりコンセプト絞りこんでる。
大通公園を見下ろす、この眺めが素晴らしい。ブリザード吹きすさぶ冬も、ここなら気持ち良く過ごせそう。椅子とテーブルの組み合わせにも色々あるので、好みのスペースを見つけるのもきっと楽しい。
生チョコモンブランセット。
このコーヒーカップ、軽くて持ちやすく、ついでに飲みやすかった。お店でも買える。真っ白だったら即買いしてた。使いやすいデザインはいいけど、色で悩み中。
札幌駅前&大通付近には、いくつかブック・カフェがあるけど、こちらはなかなか居心地が良かった。女性ひとりでもゆっくり過ごせるところがいい。
・紀伊國屋書店内のスタバ、購入前の書籍持ち込めたどうか不明。ダメだったような気がする(自信なし)
・赤れんがテラス内の、ブルックリンパーラー札幌。うるさい、賑やか過ぎて集中できない。
・ジュンク堂内のブック・カフェ、オッサン率高し。
札幌駅前&大通付近のブック・カフェ、自己採点すると、こんな感じ。購入前の書籍を持ち込める、厳密な意味でのブック・カフェでは三省堂が一番利便性高い。利便性高いけど、リラックス度は低い(当たり前だけど私見)。
今のところ、女性ひとりでもここは過ごしやすそうに見える場所。そのうちお喋りスポットになったら、どうなるかわからない。お喋りが娯楽ではない女性向けのスペースも、もっと欲しいところ。場所代を払う用意はあり。
女性がブラブラ過ごすには、ちょうど良い場所だった。帰りには『どんぐり』のちくわパンも買って帰れるしね。
ちなみに、このお店に届いていたお花で目立ったのはこの二つ。なるほど~という取引関係が透けて見えてキョーミ深いっす。