先日キロロリゾートに行ってきた。リゾートとついてるから大層な感じがするだけで、実際は札幌から1時間半ほどでたどり着く、お手軽ドライブコース。途中で寄り道してるので、実際はもっと早く着くかも。
途中で寄り道した場所、毛無山の展望所。字が消えかけていて定かではないけど、標高470メートルはあるらしい。
小樽の街が一望できる。緑の塊は、ワイナリーの葡萄畑。
毛無山という名に反して、山は緑でフサフサしてる。なぜに毛無山???
毛無山の展望台辺りから、赤井川村まではもうすぐそこ。倶知安・ニセコまでは、まだ後50キロはある。遠いね。倶知安・ニセコまで行くとちょっと大ごと。そんな時にちょうどいい場所にあるのがキロロリゾート、思ったより近かった。どんなもんかいなと、初めての訪問。
初めてなので、はっきりいって遊び方もよくわからず。とにかくだだっ広く、緑でいっぱい。さすがリゾート。大学の運動部らしい団体が合宿してた。おまけに、山の天気は変わりやすくて、さっきまでの晴天はとっととどこかに消えて、小雨がチラつく生憎の天気となった。山の中なので肌寒い。
とりあえずお昼時だったので、まずは腹ごしらえ。キロロリゾートにある二つのホテルのうちのひとつ、「ホテルピアノ」へ。バブル臭も濃厚なホテル。リゾートとバブル、相性良すぎ。
(ピンクや緑の照明が怪しい。。)
スキー場なので、夏場は閑散としてる。とはいえ自然と遊ぼう系アクティビティが豊富なので、お子様連れも多かった。なぜか男の子率高し。しかものび太君タイプで、普段はもやしっ子ぽいお子様がチラホラと。インストラクター付きで安全な遊び場なので、都会のもやしっ子にはちょうどいい感じなのかも。
(最初は閑散としてたけど、あっという間にいっぱいになったレストラン。夜はともかく、昼食食べるとこ少ないのよね。。)
天気イマイチの中、天気イマイチな時にしか出来ないことしてきた。
濃霧の中をゴンドラで行く。
片道15分ほどで山頂まで連れて行ってくれるゴンドラからの眺めはバツグン。晴れてたら。「山頂、濃霧」と注意報が出てる中ゴンドラに乗りこむ。
ゴンドラ乗り場近くのこのホテルは、今年の12月には「シェラトンホテル」に生まれ変わる予定。12月オープンの割には、特に工事の気配は見えず。内装とか、客に見えないところから先に工事始めてるのかもしれない。
地 上からは結構な高さがあって、雪も積もって無いからわりと怖い。一直線に山頂に向かって登っていくだけでなく、途中でアップダウンあり。
今は緑の地面、 木っぽいものも生えてる。これもすべて雪が覆い隠すかと思うと、不思議な気分。
山頂に近付くにつれて、どんどん視界が悪くなっていく。そしてついに濃霧の 中に突入!ゴンドラなのに外は何も見えない状態が、想定外で面白い。テンション上がった。
たどり着いた山頂はもっと霧が濃厚だった。5メートル先も定かでない感じ。楽しい。
この日は天気が悪かったので、ゴンドラに乗ってる客もごくわずか。無人のゴンドラだけが続々と到着する。シュール。
(晴れてたら、きっと眺めもいいに違いない山頂のテラス。)
(山頂はすでに秋の気配。濃色の植物は吾亦紅か。)
たまーに超がつく物好きっぽい人が、悪天候の中、熊が出そうな山道に分け入っていく。山男の考えることはよくわからない。。
(誰もいない、無料休憩所。ひと気がないと不気味だ。。)
下り道は、行きに比べれば気持ちあっという間。
(支柱はナンバリングされている。16番付近の見どころはナニナニと、周辺の見どころを解説したマップ有り。天気が良ければそういうのが楽しめる。)
紅葉の季節や、夕焼けなんかもキレイに見えそうな場所。夏場は人が少ないので、16時に運転終了。夕焼け目当てなら、日が短くなる秋以降が狙い目か。
(雲海が見えるのは、アルファトマムだけじゃないのよね。)
バ ブル臭ただよい今でもムダにゴージャスな存在感がある「ホテルピアノ」に比べると、いささかくたびれ気味のマウンテンホテル。
シェラトンに生まれ変わった 暁には、もっと垢抜けるのか。オープンは12月。「じゃあ、ここで年越しもできるね♪」と嬉しげに言ってみたら、同行者の顔が思いっきり歪んだ。「オープ ンしたてのホテル、しかも年末年始の特別期間中、幾らすると思ってるの!?」と説教くらった。逆にオープニング特別価格があるかもしれないじゃん。。
山道とはいえ、札幌からなら何とかたどりつける距離にあるキロロリゾート。やるぜ!アクティビティ!とやる気に満ちていたら、きっともっと楽しめる場所。
やる気ない人も、ドライブするだけでもたいそう楽しゅうございました。
お休みなさーい。