クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

残雪の残る羊蹄山

3月も終盤となり、民族大移動のシーズンに突入。行くにも来るにも、海越えるしかないからね、大変だ。家電量販店の新生活応援コーナーは、大いに賑わってる。北海道に移ってきた最初の年は、4月とはいえまだ雪が積もっていた。「ヒールのある靴は絶対 に履いて来ないで下さい」と不動産屋さんに釘を刺され、ブーツだからヘーキと乗り込んだもののツルツル滑ってた。懐かしい。
 
 
今年は雪が少ないので、市内中心部の雪はほとんど融けた。

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とはいえ札幌の奥座敷、定山渓温泉を超えるとまだまだ雪深い。久しぶりにドライブ。久しぶりなので途中で道を間違え、普段は行くこともないエリアをほんの少しさ迷った。駅名だけは知ってる。そんなところ。
 

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都会でもなく郊外でもない。平日の昼間が最も閑散としてそうな、本当に普通の住宅街。同じ市内とはいえ、知り合いでもいなければ降り立つこともない街。遊びに行く郊外より地理的には近いけれど、心理的にはすごく遠い。
 
 
普段は見過ごされるような、目立つところの少ない街。情報発信する人が少ないから、心理的にもすごく遠く感じるのかも。そう考えると『出没!アド街っク天国』はすごい番組。勝手にいろんな街を宣伝してたから。切り口しだいでどんな街にも見るべき所がある。そう思える番組だったから。

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(雪が融けると、茶色じゃなくていきなり常緑樹の緑が飛び込んでくる)

あ の番組が好きで、特に関東圏に住んでる時には喜んで見てた。関東圏はアウェーな土地だったから。関東から離れたこともなくて、仕事でも家庭でも、一度もア ウェーな立場に立ったことのない友人は、「あんな所まで映さなくてもいいと思うものまで取り上げる、あの番組の何が面白いの?」と言っていた。アウェーな 立場になったらあの番組の良さがわかるよ。そう思ってる。
 

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(手前の電線が邪魔。観光客としては、電線地中化プリーズ。)

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(こちらは二階の展望室から望む羊蹄山。ほれぼれするほど良い形。)

中山峠で折り返し。思ったより道草して時間が足りなくなったので、もう少し先にある道の駅まではたどり着けず。雪解けとなる春先の季節もきっと見所がありそう。道路凍結が怖くてあんまり遠くへはいけないんだけど。
 
 
アウトドアショップでは、スキー用品の最終セール中。ニセコ辺りまで来れば、今年も4月下旬ぐらいまでは、春スキーが楽しめそう。春が来るのはGW明け。色絵の具をぶちまけたように、突然色鮮やかになる。その日を指折り数えて待っている。
 
一年前の今頃は、まだ真っ白だったらしい。

waltham7002.hatenadiary.jp