クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

今さらだけど紅白の振り返り

ニューイヤー駅伝見て、箱根駅伝見て、ライスボウル見てたら三が日も終わってた。
 
 
全部チラ見。がっつりかぶりつきで見るほどのファンではない。ファイターズ惜しかったね。ファイターズといえば関学のことなのです。
学生は、練習量でしか社会人を凌駕することはできないのか。ここんとこ毎年そうだけど。
 
 
新年にスポーツ中継見て、大晦日は紅白見てた。がっつりオールドタイプな年末年始を過ごしてた。
 
 
その紅白で、今年はエポックメイキングな出来事が。
 
 
最終グループは、音楽に疎い自分でも知ってるような人ばかり。つまり、音楽をそれなりによく聞いていた、以前から知ってる人達が最終ラインに並ぶようになってしまった。
 
 
以前はこのグループにいた演歌系の人達は、軒並みもうちょっと早い時間帯に移動してた。彼ら演歌系くらいしか知らない、おじいちゃんおばあちゃんの就寝時間に合わせたかのように。
 
 
そして大トリが松田聖子。アイドルとして活躍してた時代をリアルタイムで知っている。そんな人が大トリで、自分達より年下の世代が大トリを務めるようになるまで、あともう少し。
 
 
中森明菜の復活を見守り、サザンの悪ふざけにも見えるパフォーマンスに生暖かい視線を送ってた。歌詞なんてどうとでも取りようがある。チョビ髭で出てきた時には、加藤茶のつもりかと思った人だっているんです。
 
 
歌詞なんてどうとでも取りようがある。聞いてる方も変化するせいか、今回松田聖子が歌った『あなたに逢いたくて~Missing you~』。以前は100%恋愛の歌としか思ってなかったけど、わが子への愛を歌ったと言い張っても、通りそうな気がしてきた。
 
 
パートナーを何度も変えた人にとって、パートナーは交換可能なもの。対して子どもは、交換不可能なOnly one child。
 
 
一卵性親子ともいえるほど仲の良い母娘がいて、その娘は半年前に進学や就職をきっかけに家を離れた。
 
 
胸に空いた穴を埋めるように忙しくしていたけど、時には小さかった我が子を思い出して切なくなる。
 
 
抱き上げた時、寝かしつける時の腕に残るぬくもりは忘れない。
 
 
進学先にだって就職先にだって、修学旅行先にだってついて行きたかった。そんなわけにはいかないから、我が子の幸せを思って泣く泣く広い世界に手放した。
 
 
でもいつまでも愛してる。
 
 
そんな、子どもへの深い愛を歌った母の歌でーす。神田沙也加がイディナ・メンゼルと一緒に歌う姿に涙してたでしょ、松田聖子は。とか言ったら、外国人くらいはだまくらかせそう。
 
 
どうとでも取りようがある遊びの部分が含まれてるから、逆に普遍的に生き延びることもできるとか怪しい説唱えとく。
 
 
お休みなさーい。