クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

雪正月

新年早々日本海側は大荒れ。そんななか、豪雪地帯のひとつ小樽近郊で新年を過ごしてきた。

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(通りがかりに発見。)

近所の神社でお参りを済ませたあと、一路小樽方面へと向かう。元旦の日の高速道路はこんな感じ。

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アスファルトが見えてる正月は、近年まれ。
 

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ゲレンデが目の前だけど、スキーより温泉。雪見風呂を楽しんだり、小樽運河辺りを散歩したり。
 

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小樽は、日本人より外国人観光客の方が多かった。聞こえてくる言葉が多国籍。
 このくらいの雪では、もはや驚かない。人間は環境の生き物で、何にでもすぐ慣れるのよね。見慣れないはずのものも、そのうち何でもなくなる。
 
 
どんな悪天候に見舞われようと、自力でどうにかたどりつくを基準に選んだ朝里川温泉

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(館内のいたるところにキャンドルが。)

夜には新年を祝う花火も見られて、安近短ながらお正月気分を満喫した。
 

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一 夜明けるとけっこうな積雪で、屋根付き駐車場ではなかったので、車を出すために雪搔きにいそしんだ。朝食バイキングで食べ過ぎの体には良い運動。屋根の上 に積もった30センチはあろうかという雪も、パウダースノーでフカフカなので、大した労力ではない。こっちの雪は軽い。
 

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札幌方面へ。下道のせいもあるけど雪がすごい。が、雪道ってけっこう走るの楽しいんだよね。本当は左手に海、石狩湾が見えるところなのに、路肩の雪で何にも見えない。。
 

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おっ見えたっ!

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素晴らしい快晴の中向かったのは、「脳天大神 蔵王寺」。キャッチフレーズは、「首から上の守り神」。

 

住宅街を抜けた先にある神社。新年のせいか、駐車場は除雪済みなので、車で来ても安心。

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雪に埋もれた手水舎。

 
 
頭痛の種になりそうなものは何でもお任せというコンセプトに沿って、受験から深刻な脳の病いまで幅広く、善男善女の信仰を集めているとか。奈良は吉野にある脳天大神の別院と、それなりに由緒正しい。
 
神仏周合というのか、同じ敷地内に、お寺と神社が並ぶ。
 

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賽銭箱類は、風除室内にあるところが北国仕様。

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手前の建物が「脳天大神」、奥が「蔵王寺」、蔵王寺の先は札幌と小樽を結ぶ高速道路、札樽道。山の足元に高速が通ってる。高速走ってて、「脳天大神」の大きな看板に、アテンションを奪われた人はきっと少なくないはず。

 
 
知名度は高くないけど、ここまで来る物好きは少ないかも。
写真だとわかりにくいけど、眼下に石狩湾を望む絶景が楽しめる穴場。(電線の向こうが海。)

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ついでに石狩方面へドライブ。

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真っ白な雪道。除雪済みだと、舗装道路を走るのとは大差ない快適さ。

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素晴らしく良い天気。手稲山なのかな?(←物知らず)、この道から見える山並みは、いつも素晴らしく美しい。手前に見えてる雪山は、路肩の雪。軽く人の背丈くらいはある。
 

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 しかし、除雪車を追い越してしまう。その後はやっぱりガタガタ道になる。

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並走しながら眺めていた除雪車が、すばらしく仕事の出来るコ。パワー、スピ-ドとも申し分なし。世界有数の豪雪地帯を支える影の主役、除雪車。これ、世界の豪雪地帯で戦えるんじゃないか?北欧とかITで景気良さそうな国に。
 

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雲行きが怪しくなってきた。。

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なんだか怪しい雪雲が。橋を越えた先には、地吹雪が待っていた。
 

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青空だった場所から20分も経ってないのに、この変わりよう。海辺が近いと天候が変わりやすいのか。
 

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ついにホワイトアウト突入で、前方が見えない。ここでおとなしく引き返す。行っては行けない先へは行かない。たちまち天気も回復。
 

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2日から開いててよかった、佐藤水産のサーモンファクトリーへ。

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札幌駅前の本店とは、また違う品揃えのお店。
 

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小腹が空いてたので、秋鮭の白子ざんぎを買ってみた。

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鶏肉のざんぎよりも柔らかい。鮭の白子、鍋以外何に使えばいいのかよくわからなかったけど、白子そのものが淡泊だから、こういうのも美味しい。その他にも、ステキ佐藤水産商品を買い込んで帰路についた。
 
 
雪道は、ただ走るだけでもアドベンチャー
 

今週のお題「年末年始の風景」〈今週の一枚