クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

『インターステラー』に出てきたロボットがかっこいい

ベイマックスとジバニャンが公開されたばかりの映画館は、ちびっこでいっぱい。小学生の遠足にまぎれ込んだみたいだった。
 
 
そんな中で『インターステラー』見てきた。ベイマックスはちびっこの宴会場に見えたので、もっと閑散としてから見に行くつもり。
 
 
インターステラー』、理系的素養があるかないかの試金石になりそうな映画だった。

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『2001 年宇宙の旅』でぐーすか寝れてしまう感性だけど、結構面白く見れた。理系的素養のある人からすれば「むちゃくちゃ面白い」らしいです。理系的素養がある人 が心から楽しめるエンタメ作品そんなに多くないから、よかったね。しかしそもそもエンタメを必要としてない気もするが。。
 
 
主人公が「マイガール」と呼ぶ娘への愛情が強すぎて、ちょっと辟易。当の娘もものごっついファザコンで、ある意味とても幸せなふたり。兄貴の疎外感、どげんとせんといかんやろ。
 
 
幼少期のマーフ役を演じてる子が可愛かったー。『コマンドー』でアリッサ・ミラノを見た時も、映画の内容そっちのけで彼女に目がいったけど、今回もつい目で追ってしまった。ちょっとキツイ目元が印象的。
 
 
それと、TARSとCASEのロボットに目が釘付け。なんであのデザインにしたんだろうと、ロボットデザイナーに聞いてみたい。
 
 
デザインは斬新だけど、限られた居住空間であのガタイは邪魔ではなかろうか???実際動かなくなったキップは、単なる粗大ゴミにしか見えなかった。
 
 
モニターが操作しやすそう。緊急時の災害救助機能から逆算したらあの形状ができた。人工知能に学習機能もたせようとしたら、あのくらいの体積が必要とされた。どれもピンとこないなりに、なぜあの形状なのかと埒もないこと考えて、今も楽しんでる。二足歩行のヒューマノイドタイプ以外のロボットが、やたら好きなもので。「なぜそのデザインを選んだのか」が常に気になる。
 
 
ついでに、未だかつて誰も見たことがない「五次元空間」、映像で表現するとこうなのかという部分がとっても面白かった。

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この部分は、是非とも文字表現で読んでみたいと思ったけど、ノベライズは心理描写に比重が置かれていて、参考にはならないらしい。アマゾンレビューによると。
 
 
未だかつて誰も見たことがないもの。映像だとなんとなーくそれっぽく表現できても、文字だとそうはいかない。未だかつて誰も見たことがないものを、まるで見てきたかのように文字で語る。そういうのにめぐりあったら、めっちゃ嬉しくなるんだよね。
 
 
天才と呼ばれた人の描き方があまりにも矮小で、本物のギフテッドな人に失礼ではないかと思う部分もあったけど、壮大なホラ吹き部分も含めて楽しんできた。
お休みなさーい。
 
紫色のクオリア (電撃文庫)

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