秋晴れといっていい天気だったけど、突然にわか雨が降ったりする、不安定な一日だった。
さっぽろオータムフェスト２０１４がたくさんのお客さんで賑わってる中、もっと小規模に細々とやってるお祭り、ミニ大通りお散歩まつりに行ってきた。
ミニ大通りとは、ＪＲ札幌駅から西へ徒歩１５分ほどの距離にある、歩行者専用道路のこと。不動産屋主体でこの呼び名が作られたのではないか説を唱えたい、地元の人には馴染みの薄い呼び方だそう。
北大植物園を過ぎ石山通りを越えた、北４条西１１丁目から西１７丁目を東西に貫く約１キロほどの、街路樹が美しい遊歩道。東側の始点には、『cafe倫敦館』という古くから人気のある喫茶店があるので、『倫敦館』のある辺り、で通じる人には通じます。
近代美術館からも徒歩圏にある。
札幌でも最初期からマンション開発が進んだ地区のひとつで、マンション銀座といっていいくらい、新旧のマンションが立ち並ぶエリアでもあるんだよね。
『ミニ大通りお散歩まつり』は、新旧の住民の交流を図ろうという目的で始められたと聞く、地元の人のためのゆるーいおまつりだった。
西側の始点の先に位置する、札幌龍谷学園高校の美術部制作によるオブジェが、あちこちに。
なんでこんなものをここに置こうと考えたのか全く謎。でも、見てると楽しいんだよね。なんでもない遊歩道が、オブジェひとつで異空間に。
（昆虫の切り絵もあちこちに）
遊歩道をそぞろ歩きする親子連れや近隣の人で意外と賑わってた。
この辺りは、個人経営の小さなお店が点在してる。小料理屋さん・お寿司屋さん・洋菓子に和菓子にパン屋さん、などなど。
この日のために特別メニューを用意して、お店の前に並べてた。人気のあるお店のものは、早々に売り切れてた。残念。量産できないだけに貴重なのよね。
駐車場などのスペースを利用して、いろいろなお店がブースを出してた。飲食店関係がやっぱり多いけど、中には弁護士事務所なんて変わり種も。
年配の方は用心深いから、テレビで派手に宣伝している事務所なんかは逆に警戒しそう。顧客がいそうなところへは自ら宣伝におもむく、その姿勢が素晴らしい。認知度を高めるのは大事ね。
（技術の無さをテクノロジーでカバー。ピクチャー風にしてみた。）
桑園地区のフォトコンテストもやってるから、写真どんどん撮ってね～なんて、被写体になる気満々の奥様もいらっしゃった。が、すみません。普通の人のなんでもない表情を生き生きと写し出すような技術はないんです。
こちらの方はオーストラリア出身。
終始笑顔で、コミュ障の日本人が１５人で束になってもかなわないようなセールステクの持ち主だった。やる気まんまんの外国人、手強いな。
発泡性のミネラルウォーターにティーバッグを入れた、炭酸水出しハーブ水にすると美味しいと教えてもらった。
遊歩道のあちこちに、レジャーシートを広げておしゃべりに興じるグループの姿があった。地域のおまつりとして、こういうゆる～いスタイルもステキだなと思った。
お休みなさーい、良い週末を。
