クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

『嘉多山珈琲店』に行ってきた

晴れのちうす曇りの一日。
かんかん照りにならなくて良かったけど、7月にしては気温低めで夕方になると肌寒い。

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北区新琴似という、中心部から離れた住宅街にある珈琲専門店『嘉多山(かたやま)珈琲店』に行ってきた。
 
 
道路を挟んだ斜め向かい側には、ソフトクリームが美味しいことで有名な、『藤月』という和菓子屋さんもある。新琴似界隈は住宅街だけど、あるいは住宅街ゆえなのか、「近隣の人に愛され」系のお店が点在してる。
 
 
『嘉多山(かたやま)珈琲店』の嬉しいところは、個人店だけど複数の駐車スペースがあるところ。遠方からも行きやすい。
 
 
カウンターに、二人掛けのテーブル席3つ程度と、こじんまりしたお店。暗めの照明もあって隠れ家っぽい。小さなお店だけど、もう地域で10年ほど営業されてるようで、落ち着いた雰囲気で寛げる。
 
 
街の中心部には、スタバみたいなカフェも昭和な喫茶店もおしゃれカフェもあるのにわざわざここまで来るのは、ここの方が静かだから。あとこのお店、ビアマグかと思うような大きなマグカップでコーヒーが出てくる。美味しいコーヒーがたっぷり飲めるので、嬉しいサービス。
 
 
最初から2杯分出てくるんだよね。お代わりするよりお得感がある。それに、なみなみと注がれたコーヒーは、遠慮なく長居OKのサインにも見えて、遠慮なく長居してる。(もちろん混んできたら出ます。)
 
 
1杯分づつより、最初からある程度多目に煎れた方が、より美味しくなるんだよね。
 
 
豆にこだわりのあるお店で、コーヒー豆だけを買いに来るお客さんも入れ替わり立ち代わりやってくる。住宅街にあるお店だから、来る人は皆さん、特におしゃれでも何でもない普通の格好してる。客層も、老若男女と幅広い。
 
 
まさにサードプレイスでサードウェーブなお店。
 
 
値段だけなら、スタバみたいなカフェとそう変わらない。スタバはなくても、スタバ以上に美味しくて寛げるお店があったら、それでじゅうぶん満足できる。
 
 
地面の値段が高い中心部は、減価償却もとっくに過ぎた昔ながらのお店か、高い賃料に耐えうる大規模チェーン店の二極化が進んでる。そうでないお店、ローカルな人がローカルな人のためにやってるお店を探そうと思ったら、どうしても郊外になるんだよね。
 
 
こうした郊外のサードプレイスなお店では、たいてい交流のあるお店を紹介し合ってる。出入り口近くにフライヤーやショップカードが置いてあるので、それを見て新しいお店を開拓するヒントにしてる。
 
 
意外なお店同志が、案外ローカルな繋がり(同級生だったとか)で結びついてるのがわかって面白い。
 
 
この『嘉多山珈琲店』も、交流のあるお店と一緒に夏祭りイベントをするみたい。会場になる円山のLe Sucre(ル・シュクレ)も、一緒にイベントをするお店も、どこもステキ、あるいは美味しいお店が揃ってた。
 
 
小商いなお店同志のつながり。こういうのは、口コミサイトでは見えてこない、実際にお店に足を運んで見ないとわからないところかも。
 
お休みなさーい。