風の強い一日だった。お店によっては早くも夏のバーゲンが始まってて、本格的に夏がやってきたと実感する。気温では体感しずらい気候なもので。
なるほどー。なんだか『風立ちぬ』コーナーが出来てるなとは思ってたけど、ググって初めて「どうして今さら」なのかわかった。きっとPOPか何かでちゃんと案内があったんだろうけど、気付かなかった。
大型書店は文字の大洪水だから、その日探してないものは華麗にスルーしてる。ピンポイントで探してるものの所に行って、周りをちょっと見渡して終了。ゆっくり本を物色する時には、もう少し小さめの書店に行く。ゆっくりできて気に入ってた喫茶店も閉店してスタバになったせいか、過密状態で落ち着けないんだよね。ささっと帰りたくなる。
もう少し小さめの書店は、文芸書がコンパクトに揃っていて、立地のせいか一般・ビジネス書もそこそこ充実してる。そこを回遊してると意外と掘り出し物、そういやこれ読みたかったに出逢う確率が高くなるんだよね。
ざっと見渡せて、全体像が把握しやすくて、買い物がしやすい。
イオンモールに行けばとりあえず何でも揃うけど、店内でゆっくりできるわけでもなく、欲しいもの求めてウロウロだと疲れるばっかり。
それだったら、もっと小型のスーパーに行った方が、少なくとも食品だけ買うと決めてる時には、新製品チェックも怠りなくできて、余計なウロウロも少なくてすむ。結果満足度が高かったりする。
選択肢、情報が多過ぎると選べない。もしくは選ぶのに時間がかかる。かといって、自分の好みがはっきり確立してたら、選ばせられるのもイヤだったりする。新刊コーナーや話題の本とかね。みんなが知ってるなら知らなくてもいいかと思う、辺境気質はこんなところでも顔を出してしまう。
自分の好みが確立してたら、騒がしくなくゆっくりできて、自分のペースで好きなものを選べる。ぱっと見渡せる、一覧できるくらいの情報から、「好みのものを選んだ」という感覚が、満足につながってるのかも。
自分のセンスや知見にはそんなに信頼置いてないから、購入履歴からあなたにはこれもおススメだと、全然ワクワクしないんだよね。
自分の器以上のものを選べるわけないから。
自分好みの、でももうちょっと大きな枠から選びたい。そんな時にはこじんまりしたお店が一番しっくりくる。
『カモメのジョナサン』が40年ぶりに完結なんてことも、テレビのニュースで知った。地域ナンバーワンの存在感を示すお店に行ってても、気を付けて見てないと見過ごす情報の方が多い。
ご当地作家によるサイン会のお知らせはばっちり頭に入ったけど。そちらの方が、お店にとっては集客に繋がるもんね。
そういう意味では正しく情報受け取ってる。
お休みなさーい。