クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

辺境の虎穴

よく晴れた一日。一気に気温も上昇し、絶好のバーベキュー日和だったせいか、あっちでモクモクこっちでモクモクと、ジンギスカンの狼煙もあがりまくり。煙かった。

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(薔薇の練り切り。写真と本文は関係ありません。)
 
桜の名所である円山公園は、お花見期間中にかぎり火気使用OKとなるので、ジンギスカン・パーティー(通称ジンパ)を楽しむ人たちで賑わってた。
 
 
ここ数日の陽気で、桜なんかとっくに散ってるんだけど、人だけがうじゃうじゃと。今日が火気使用期間最終日だけあって、最高の人出になったとか。今日の札幌市内で最も人口密度が高かったのも、円山公園じゃないかと思う。
 
 
天気がいいのでちょっと気合の入った散歩でも。そう思って近郊のお手軽ハイキングスポットに出掛けたところ、同じように「お手軽」に楽しもうとした人達でいっぱいで、駐車場にも入れなかった。急こう配の坂をバックで後戻りし、すごすごと帰ってきた。計画性大事ね。
 
 
とはいうものの。無計画にふらっと出掛けて思いがけない拾い物をする方が好きなんだよね。どうせならとユニークなものを好む「辺境気質」に加えての、この「棚から牡丹餅」好み。冷静に考えたら辺境に牡丹餅が落ちてるわけないよね。
 
 
「棚から牡丹餅」の対義語が、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」だった。「棚から牡丹餅は落ちてこない」と「棚の牡丹餅も取らねば食えぬ」も同じく対義語になってたんだけど、当たり前過ぎ。否定すればいいってもんでもないでしょう。
 
 
ともかく。辺境の虎穴には、虎子さえいない穴だけがボコボコ空いてそうなのよね。足元気を付けよ。
 
 
今日から待望の『ダウントン・アビー』の放送が始まるんだよね。『花子とアン』と、大して変わらない時代のイギリスを舞台に繰り広げられる歴史ドラマ。その時代の洋の東西を、比較しながら見るのも楽しそう。
 
 

お休みなさーい。